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2010-02-25 00:00:00
キグナス石油と日本サン石油が今季もLeMansと石浦をサポート
都内でKYGNUS/SUNOCO&Team LeMansの参戦発表会が開かれる
キグナス石油は全日本F3000選手権の時代から日本のトップフォーミュラをサポートしており、レースシーンではお馴染みのガソリンブランドだ。同社の藤修社長は「フォーミュラ・ニッポンの持つ先進性や躍動感、技術力は、キグナス製品とサービスステーションのブランドイメージの向上に繋がる。そして近年、若者のクルマ離れが進む中、次代の子供たちに感動と夢を与えたい」とスポンサードの意義を話した。
日本サン石油は高性能オイルで知られる「SUNOCO(スノコ)」を供給している会社だ。SUNOCOと言えばアメリカでもインディやナスカーで使用するチームが多いトップブランド。井口廣社長は「SUNOCOは日本でも10数年来モータースポーツをサポートしてきました。そこではオイルの開発も連動させて続けています。フォーミュラ・ニッポンは日本のモータースポーツの原点。他にも人気のあるレースはありますが、レースのステータスはフォーミュラ(が上)と信じております。だから我々はこのフォーミュラ・ニッポンを支援していきます」とフォーミュラ・ニッポン参戦の意義を熱く語った。
両社長の応援を受け、Team LeMansを率いる土沼廣芳監督は「キグナス石油さんは2003年から、日本サン石油さんには1995年からと長く支援していただき、今年も両社とサポートしていただけることを大変喜んでいます。今年のドライバーは昨年、一昨年に続き石浦宏明を起用します。チームは去年、今年といろいろと改革をしてきており、勝てる要素がかなり増えています。石浦にも勝てるステージを作ってあげられるはず。石浦の初優勝を両社にプレゼントできると思います」と、ここ数年未勝利だけに今年はかなり気合いが入っているようだ。
そして、ドライバーの石浦は「フォーミュラ・ニッポン参戦も3年目となり、キグナス石油様、日本サン石油様、チームに大変感謝しております。参戦2年目の去年はかなり走りをアピールできたとは思いますが、目標だった優勝ができず不満が残っています。僕は(18歳からと)レースを始めたのが遅く、カートから今年で10年目。でも、そのすべてのレース、フォーミュラトヨタでもF3、SUPER GT両クラスでも優勝してきた自信があります。残るは、フォーミュラ・ニッポンだけ。今年はなんとしても自分の実力を出し切って、優勝したいと思っています」と、こちらも優勝への意気込みを強く表したあいさつだった。
壇上で参戦発表をする関係者
土沼監督(中央左)と石浦宏明(中央右)
早くもカラーリング万全のTeam LeMans 8号車