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2008-12-25 00:00:00
松田次生が日本プロスポーツ大賞功労賞を受賞
プロゴルファーの石川遼が大賞を受賞する中、平手晃平は新人賞を獲得
12月25日(木)、東京都内において「2008年度第41回内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞」の授賞式が行なわれ、2008年度チャンピオンの松田次生(LAWSON IMPUL)が功労賞を、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した平手晃平(TP Checker IMPUL)が新人賞を受賞した。 日本プロスポーツ大賞とは、国内外で活躍したプロスポーツ選手やスポーツ界の発展に寄与した人物の功績を称えるもので、1968年に制定されて以来、長嶋茂雄やイチローといったプロ野球選手、千代の富士や朝青龍といった力士のほか、中野浩一(自転車競技)、岡本綾子(女子ゴルフ)、中田英寿(Jリーグ)などが大賞を受賞してきた。 式典は、日本プロスポーツ協会の会長を務める元総理大臣森喜朗氏の挨拶で始まり、スポーツ功労者文部科学大臣顕彰式に続いて、新人賞の授与式が行なわれた。各プロスポーツ界を代表する計14組15名の受賞者とともに、フォーミュラ・ニッポンからは平手が登壇。将来有望な若手選手のひとりとして、新人賞が授与されている。続いて行なわれた功労賞には合計15組16名が選出され、フォーミュラ・ニッポンからは3戦連続ポール・トゥ・ウインや6連続ポールポジションなどの圧倒的なパフォーマンスを見せた松田次生が選ばれている。 新人賞を受賞した平手は、「1年を通じて戦う中で忍耐や勝利に対する意欲など、精神的に大きく成長できたと感じていますし、だからこそ新人賞を受賞することができたんだと思います。途中でケガをして欠場したレースがなければもっといい結果を出せたはずですが、それも自分の経験不足によるもの。本当に学ぶことが多い1年だったと思います。来季はマシンが一新されるのでチャンスです。松田さんの勢いを止めたいですね」と、フォーミュラ・ニッポン2年目となる2009年のチャンピオン獲得を誓った。 一方、昨年に引き続き功労賞を受賞した松田は、「このような賞を頂けたのはとてもうれしいことです。今度はもっと上の特別賞などを獲りたいですし、そのためにも3連覇を狙いたいですね。近年にはなかった3年連続という大記録を作ることで名前を残すことができますし、レース界の発展のためにもつなげていけると思います。そのためにも日々努力して来季もいいレースを見せたいですね」と語り、2008年シーズンの勢いを持続させることを約束した。 |