
メーカーテスト・ルーキードライバーテストが行われた鈴鹿サーキットで、来シーズンよりスーパーフォーミュラに参戦するB-Max Racing teamの代表、組田龍司の会見がおこなわれた。

参戦に至る経緯と、1stセッションが終わって感想
もともと6、7年前にチームを結成して一番下位カテゴリーから上を目指し てやってきましたが、結成したときから目標は2つありました。一つはマカオ グランプリで世界一をとる、もう一つはいつかは国内で一番上のクラスでやりたいという目標を持っていました。来年参戦することとなりましたがF3でドライバータイトルは取れませんでしたがチームタイトルを取りました。今年当初から、今年良い成績を取れれば来年はスーパーフォーミュラをやりたいね、ということでチームとして目標を立てていました。概ね目標を達成できたと思いましたので、参戦することを決断しました。

ドライバー人選経緯について
現段階でお答えづらいですが、今現在誰に乗って頂くかは決まっておりませんので、ホンダさんの方には使用している車両のことをよくわかっている方(小暮卓史)を推薦頂きました。それと以前から我々と縁がありよくわかっている方(佐々木大樹)に一人、乗って頂きました。ただ今後は全く違った方に乗っていただくこともあるかと思いますので、そういった意味では未定です。
ヤン・マーデンボロー(今季、同チームのF3でランキング2位)が乗るのでは?というメディアのもっぱらの注目だったのですが
限られた時間の中ですし、チームとしてもこのカテゴリーが初めてですのでまずはこのクルマのことをよくわかっているドライバーにいろいろ教えて頂く、という目的があります。ですのでセッション前半はホンダさんから推薦いただいた方に乗って頂きました。午後のドライバーについてはもろもろ相談の結果、佐々木大樹選手と致しました。時間がたくさんあればヤン選手にという事もあったかと思いますが。

参戦台数と今後のB-Maxとしてのレース活動は
来期の参戦台数につきましては現状1台で考えております。チームとしてのF3の活動は、台数については公表できませんが今まで通りやっていきたいと思っております。
チーム体制としてF3から人的リソースを持ってくるのか、外部からなのか
現状ではきちんと固めてはいませんが、基本的にはF3をやってきたメンバーの中から集約してやろうという意思でおります。エンジニアはF3で一緒にやっている宮田雅史さんにやっていただくつもりです。監督についても私がやるということにはしておりません。私はF3に乗っていたいので(笑)、監督は多分やらないと思います。