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2017-05-27 20:17:39

全日本スーパーフォーミュラ選手権 第2戦岡山 Race1
トップ3 コメント

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1位 No.36 アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)
「いいスタートを切れたことが、勝つ機会を与えてくれたようなもの」

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(2015年最終戦鈴鹿Race1以来の優勝、24勝目となるが)優勝できてうれしいですね。またこうやって優勝の場に戻ってくることができたので良かったです。とはいえ、また勝つまでが長かったですね。今日のレースはすばらしいものでした。まずいいスタートを切れたことが、勝つ機会を与えてくれたようなものですからね。クルマもすごく良かった。安定したペースで走れました。レース前、クルマに関しては100%満足の状況じゃなかったのでグリッドで微調整しました。いつもしていることです。もうちょっとなにかできるんじゃないかってことで、ダウンフォースを調整しました。

 最初は関口さんが後ろに迫っていたけれど、燃料が軽くなってきて、コース上のコンディションも良くなったら、プッシュしようと思ってました。それでギャップを後半に作ってキープしようと思ったんです。まぁ簡単ではなかったですが、最後までペースを保つことができて勝てたので良かったです。

 路面が新しいので、明日のレースに向けてさらに情報が必要だと思います。関口さんが予選で速かったので、僕らも進化しなきゃいけないんですが、ただ今日の僕らのクルマは調子が良かったから、さらに良くなるのかどうか正直わかりません(笑)。明日の予選は1ラップにすべてを尽くし、すべてを出してポールポジションを獲ることがすべてになるでしょう。レースではピットストップもあるけれど、しっかり考えていいレースにしたいですね。

優勝チーム監督 舘信秀
「両方が上位に来るのは難しい」

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第1戦鈴鹿ではご存知のように(中嶋)一貴が勝って、今回2回目でアンドレ(ロッテラー)が勝ってくれたんですけど、なかなか両方が上位に来るのは難しいってことを痛感しました。でもそれがなんでだかはわかりません。でも2戦連続でウチのドライバーが勝ってくれたのは大変うれしく思います。

2位 No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
「思っていたとおり、スタートが重要だった」

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やっぱり思っていたとおり、スタートが重要でした。スタートで出遅れて1コーナーで2位になってしまい、そこから抜くのはほぼ無理だというのはわかっていたのですが精一杯がんばりました。でもやっぱりダメでした。あと、今回もしピットストップがあれば、(前との差が)1秒以内だとピットに入っている間に相手を抜けたんですが、ピットストップがないと基本的には絶対抜けないので、今日は30周のレースでしたが5周だろうと100周やろうが順位は変わらないだろうなと思いました。

レースはペースが良かったんですが、差が1、2秒くらいになると自分のペースでは走れないんです。ちょっとたまに追いつくことがあって、それでプッシュしたらダウンフォースが抜けるんです。レース途中で一度、0.6秒くらいペースが落ちたのは、ダウンフォースが抜けてスピンしそうになったのが原因でした。明日のレースに向けては微調整がしたいところが見つかっているので、チームと話し合って変更して、明日もポールからスタートできるようにがんばります。

3位 No. 3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)
「ペースを保ちながらギャップも作ることができた」

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正直、今日のレースはつまらないレースになったというのが率直な気持ちなんですが、でもその退屈なレースだったので3位になれたので良かったです(笑)。いつも、最初の10周くらいはあまり調子が良くないので、まず後ろとのギャップを作ること、そのギャップを保つことを一番に走りました。心配もしてましたが、そのあともペースを保ちながらギャップも作ることができたので、最終的に(3位で)チェッカードフラッグを見ることができて、ハッピーでした。

スタート後しばらくは、ペースをキープしながら前の2台を追うペースで走ることができたんです。でも、僕らのクルマはまだ改善したいところがあるし、進化が必要な段階なんです。僕自身も経験を積んでいるところですしね。クルマは前に近づくとダウンフォースが抜けてペースが落ちるので、2台を追いかけるというより様子を見ながら走っていました。クリーンラップのの状態で走れば、トップ3台の速さは変わらないと思います。このサーキットで後ろについて追いかけるのは難しいことなのですが、今回このタイミングで表彰台に上がれたことが僕たちにとっては意味のあることだと思っています。

明日もまたレースができるのはいいことなんですが、今、ふたつの気持ちが共存していて…。明日に向けて今日足りなかった部分を見直して、いいレースがしたいという気持ちがある一方で、今日、スーパーフォーミュラ参戦2回目にして表彰台に上がったので、お祝いがしたくて仕方ないんです。普段なら今夜そのお祝いができるんですが…(笑)。