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2010-11-13 00:00:00

FUJI SPRINT CUP 第1レース トップ6ドライバー&優勝監督コメント

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明日も同じストーリーになるといいな
優勝:No.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)

いつもこういう風に独走でレースできると楽なのにね(笑)。たとえクルマの状態が100%でなくても自分の走りだけに集中出来るし、安定したラップを刻むことが出来るから。とにかく第1レースは一番前からいいスタートを切って、トップに立ってからはドライビングを楽しめたよ。そのおかげで安定して、1分 26秒台のラップタイムを刻み続けることが出来たからね。第2レースは、ポールポジションからスタートすることになるけど、今日と同じストーリーになるといいなって思っている。目標はとにかく勝つっていうことだけだよ。今回はたくさん賞金が出るって聞いているし、第2レースでも賞金を取って、チームと山分け出来るといいよね(笑)。それがチームのハードな仕事ぶりに対する報いだと思うから。もちろん僕にも賞金は必要だよ(笑)。誰もが賞金が必要だと思っているに決まっているじゃないか。

第1レースで結果を出せたのは良かった
2位:No.37 大嶋 和也(PETRONAS TEAM TOM’S)

スタートは無難に決めましたが井出さんには抜かれて……でも、井出さんの1周目のペースが良くなかったんで、「この周使う」と決めて、最終コーナーで合わせてオーバーテイクシステムを使って上手く抜けました。ただ、その後のペースが上がらなかったので、明日に向けてはその辺のバランスをもう少し変更して行きたいですね。後ろのペースを気にしながら走っていたんですけど、同じようなペースだったので、ミスは出来ないなと思っていました。そのまま走り切れて良かったです。第1レースで初めてトムスが1-2フィニッシュできたのはまあ、良かったんじゃないですか。ただ、前について行きたかったのに、なかなかついていけなかったのは悔しかったです。アンドレがやっぱりダウンフォースのないクルマで、速いんですよ。その辺、もう少しバランスを合わせて、走りももう少し研究して、第2レースはもう少し速く走れるようにしたいです。後ろから追い上げなくちゃいけないので、このダウンフォースで上手く走れるようにバランスを合わせていきたいですね。でも、第2レースの予選が後ろの方なので、第1レースでちゃんと結果を出せたのは良かったです。1-2だったので、舘さんは相当儲かったと思いますよ(笑)。僕は数10万ですけど、舘さんはン百万でしょうね(笑)。

今日の反省をふまえて、明日またいいレースを
3位:No.10 塚越 広大(HFDP RACING)

スタートは、自分的には上手く行ったんですけど、井出さんには抜かれちゃって。でも、1コーナーで4番手はキープ出来ました。その後、早目に仕掛けないといけないと前に逃げられちゃうと思ったので、あのタイミングで井出さんを1コーナーで抜けたのは良かったと思います。レース後半はなかなかタイムを上げられなくて前は離れていくし、後ろからは追いつかれて大変だったんですけど、何とか最後まで耐えられました。ちょっと苦しかったですね。自分のベストで走っていれば抜かれることはないと思ってプッシュし続けましたけど、もう少し前に近づいて行きたかったですね。少しでもチームに恩返しできたら嬉しいですし、第2レースでは3番手からのスタートになるので、もう少し賞金を稼げるように頑張ります。とりあえず今日の反省をふまえて、明日またいいレースが出来るようにするだけです。

実はスタートでホイールスピンしているんですよ
4位:No.16 井出 有治(MOTUL TEAM 無限)

スタートは前回の鈴鹿も良かったし、いつもどおりというか、普通でした。実はあれでも、ウォールに幅寄せされて埃に乗って、ホイールスピンしているんですよ。それが無かったらトップまで行った可能性もありました。その後のレースペースに関しては、うちはシーズン中盤からレースペースに関してはいい状態だったので、スタートポジションさえ良ければ今回のように前の方でレース出来る自信はありました。欲を言えば表彰台、いや、それこそ優勝したいと思っていました。そのためにレースをやっているわけですから。ただチームとしては、シリーズ戦ではないけど4位という結果に満足してくれました。今年の締めのレースとして。明日は今日より一列後ろからのスタートになりますが、特別スタートで気張るわけではなく、表彰台目指して普通に頑張ります。

明日は前からスタートするので、戦略は変わってくる
5位:No.20 平手 晃平(Mobil 1 TEAM IMPUL)

スタートは、周りが良かったので抜かれてしまって、7番手からのレースになってしまいました。その後はケイが、ストレートが速くしぶとくて、なかなか抜くことが出来なかったのですが、抜いた後はポンポンと前に上がっていくことが出来て、小暮さんとのバトルにも勝つことが出来ました。今日は車のバランスも良かったので、前に出られれば勝てるレースだったと思うんですけど、シリーズ戦と違ってバタバタで、うまく集中出来なかったというところもありますね。まあ走っているときは、ドライバーだから前に行きたいとい気持ちしかありませんでしたけど。今日はストレートで勝負がかけられるよう、6速ギアをロングに設定してダウンフォースを減らした仕様にして行ったことで抜くレースが出来たと思いますが、明日は前の方からスタートするのでちょっと戦略は変わってくると思います。今悩んでいることころですね。

今日はいいところがなかったですね
6位:No.32 小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)

今回はちょっと自分の中で何かがかみ合っていなくて、調子が悪かった。車がどうこうではなく、ドライバーの中でちょっと、うまいこと回っていないのかなという感じです。今日のレースはいいとこが全くなかったですね。スタートは悪くなかったけど、その後のペースが悪かったし、二人抜かれちゃったし。明日はセットを変えてもらうのでもう少し、良くなるとは思っています。

1-2フィニッシュというのは本当に、監督冥利に尽きる
第1レース優勝チーム監督:舘 信秀 (PETRONAS TEAM TOM’S)

予選2位と3位だったので、レースの結果はもちろん1-2フィニッシュにしてくれればいいなという期待を持っていました。アンドレは本当にスタートが上手で、いつも必ず予選よりポジションを上げて帰ってきてくれるのが当たり前になっています。そして今日もロケットスタートを決めて1位で帰ってきてくれることを期待していましたところ、やはり1位で帰ってきた、と。大嶋もすぐに2位に上がってくれて。監督としては本当に、1-2フィニッシュというのは、冥利に尽きる結果だと思っています。いつ1-2を獲ったか、前のことは憶えていません。今年は大嶋が優勝した時にアンドレが3位で、1-3というのが最近では一番いい結果だったんですけど、今日は1-2フィニッシュなので非常に気持ちが良かったです。明日は、アンドレにはもちろん優勝を期待していますし、大嶋くんがどこまで追い上げてきてくれるかを楽しみにしています。

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