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2010-11-13 00:00:00
FUJI SPRINT CUP 第1レースレポート
ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が独走優勝。
大嶋(PETRONAS TEAM TOM’S)が2位でTEAM TOM’S1−2フィニッシュ
昨日に引き続き、晩秋にしては温かな1日となった11月13日(土)、静岡県・富士スピードウェイで「JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010」のメインイベントのひとつ、フォーミュラ・ニッポンの第1レースが行なわれた。
このレースでフロントロウからスタートし、独走で優勝を果たしたのはNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)。チームメイトのNo.37 大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM’S)が2位に入賞し、PETRONAS TEAM TOM’Sはフォーミュラ・ニッポンで初となる1-2フィニッシュを達成した。これに続いたのは、No.10 塚越 広大(HFDP RACING)。塚越は、今季第2戦以来の表彰台獲得となった。
オープニングセレモニーが終わり午後0時45分、フォーミュラ・ニッポンのフォーメーションラップがスタート。この時点では気温16℃、路面温度20℃と、この時期にしては比較的温かなコンディションとなった。
1周の隊列走行を終え、全車が正規グリッドに着くと、シグナルオールレッドからブラックアウト。15台のマシンが一斉に、1コーナーに向けてアクセルを踏み込んだ。ここで抜群の動き出しを見せたのが予選2番手のロッテラー。
そのロッテラー以上の動き出しで予選6番手のNo.16 井出 有治(MOTUL TEAM 無限)が、1コーナーまでに2番手に浮上する。さらに、予選3番手の大嶋、予選4番手の塚越が順当に続き、予選8番手のNo.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が、5番手までポジションを上げてくる。
一方、初のポールポジションを獲得したNo.7 ケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)は大きく出遅れ、1コーナーまでに7番手までポジションを落とす。しかもダウンフォースを削ったセットアップで決勝にも臨んだため、その後も苦しい展開となった。
その後、序盤は随所でハプニングが発生。オープニングラップの300Rでは、後方からスタートすることになったNo.1 ロイック・デュバル(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がコースアウト。
さらに2周目のダンロップコーナーでは、デュバルがNo.8 石浦 宏明(Team LeMans)とNo.29 井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)を巻き込みながらクラッシュ。右リヤタイヤにダメージを負い、そのままリタイヤすることになった。
今年、ドライバーズタイトルを獲得したNo.19 J.P・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)も、序盤にNo.18 平中 克幸(KCMG)と接触。フロントウィングにダメージを負い、その後は全くペースが上がらなかった。
上位の争いでは、2周目の1コーナーで大嶋が井出をオーバーテイクし2番手に浮上。TEAM TOM’Sの1-2体制を築く。3周目の1コーナーでは塚越も井出をとらえ、3番手に浮上した。その間トップのロッテラーは、ただ一人1分26秒台のタイムを連発しながら後続を引き離す。
レースの折り返しとなる11周を終えたところでは、早くも5秒以上のセーフティーマージンを稼いでいた。また大嶋と塚越の差も次第に開き、大嶋も単独走行となる。トップ2台は、そのまま危なげなく走り切り1-2フィニッシュを果たした。
その後方ではレース後半、井出が塚越に迫る。なかなかペースを上げられない塚越は防戦一方となったが、何とか最後までポジションを守って3位入賞。井出が今季自己最高位となる4位に入った。
以下、終盤小暮とのホイール・トゥ・ホイールの激しいバトルを見せ、オーバーテイクに成功したNo.20 平手 晃平(Mobil 1 TEAM IMPUL)が5位、小暮が6位。以下、No.2 伊沢 拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、スタートでポジションを落としたものの、その後目の醒めるようなオーバーテイクを見せたNo.31 山本 尚貴(NAKAJIMA RACING)、コッツォリーノ、No.3 松田 次生(KONDO RACING)までがポイントを獲得している。
大嶋(PETRONAS TEAM TOM’S)が2位でTEAM TOM’S1−2フィニッシュ
昨日に引き続き、晩秋にしては温かな1日となった11月13日(土)、静岡県・富士スピードウェイで「JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010」のメインイベントのひとつ、フォーミュラ・ニッポンの第1レースが行なわれた。
このレースでフロントロウからスタートし、独走で優勝を果たしたのはNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)。チームメイトのNo.37 大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM’S)が2位に入賞し、PETRONAS TEAM TOM’Sはフォーミュラ・ニッポンで初となる1-2フィニッシュを達成した。これに続いたのは、No.10 塚越 広大(HFDP RACING)。塚越は、今季第2戦以来の表彰台獲得となった。
オープニングセレモニーが終わり午後0時45分、フォーミュラ・ニッポンのフォーメーションラップがスタート。この時点では気温16℃、路面温度20℃と、この時期にしては比較的温かなコンディションとなった。
1周の隊列走行を終え、全車が正規グリッドに着くと、シグナルオールレッドからブラックアウト。15台のマシンが一斉に、1コーナーに向けてアクセルを踏み込んだ。ここで抜群の動き出しを見せたのが予選2番手のロッテラー。
そのロッテラー以上の動き出しで予選6番手のNo.16 井出 有治(MOTUL TEAM 無限)が、1コーナーまでに2番手に浮上する。さらに、予選3番手の大嶋、予選4番手の塚越が順当に続き、予選8番手のNo.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が、5番手までポジションを上げてくる。
一方、初のポールポジションを獲得したNo.7 ケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)は大きく出遅れ、1コーナーまでに7番手までポジションを落とす。しかもダウンフォースを削ったセットアップで決勝にも臨んだため、その後も苦しい展開となった。
その後、序盤は随所でハプニングが発生。オープニングラップの300Rでは、後方からスタートすることになったNo.1 ロイック・デュバル(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がコースアウト。
さらに2周目のダンロップコーナーでは、デュバルがNo.8 石浦 宏明(Team LeMans)とNo.29 井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)を巻き込みながらクラッシュ。右リヤタイヤにダメージを負い、そのままリタイヤすることになった。
今年、ドライバーズタイトルを獲得したNo.19 J.P・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)も、序盤にNo.18 平中 克幸(KCMG)と接触。フロントウィングにダメージを負い、その後は全くペースが上がらなかった。
上位の争いでは、2周目の1コーナーで大嶋が井出をオーバーテイクし2番手に浮上。TEAM TOM’Sの1-2体制を築く。3周目の1コーナーでは塚越も井出をとらえ、3番手に浮上した。その間トップのロッテラーは、ただ一人1分26秒台のタイムを連発しながら後続を引き離す。
レースの折り返しとなる11周を終えたところでは、早くも5秒以上のセーフティーマージンを稼いでいた。また大嶋と塚越の差も次第に開き、大嶋も単独走行となる。トップ2台は、そのまま危なげなく走り切り1-2フィニッシュを果たした。
その後方ではレース後半、井出が塚越に迫る。なかなかペースを上げられない塚越は防戦一方となったが、何とか最後までポジションを守って3位入賞。井出が今季自己最高位となる4位に入った。
以下、終盤小暮とのホイール・トゥ・ホイールの激しいバトルを見せ、オーバーテイクに成功したNo.20 平手 晃平(Mobil 1 TEAM IMPUL)が5位、小暮が6位。以下、No.2 伊沢 拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、スタートでポジションを落としたものの、その後目の醒めるようなオーバーテイクを見せたNo.31 山本 尚貴(NAKAJIMA RACING)、コッツォリーノ、No.3 松田 次生(KONDO RACING)までがポイントを獲得している。