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2010-11-06 00:00:00

最終戦 鈴鹿 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 予選レポート

秋晴れの鈴鹿サーキット。2 レースで行われる最終戦は、6 人のタイトル候補による大接戦。デュバル選手は現在トップから8 ポイント差の5 位につけている。
2 レース制の今レースは、ノックアウト第1 予選の順位で決勝レース1 のスタートグリッドを決め、その後ノックアウト第2、第3 予選を経た最終予選結果で決勝レース2 のグリッドが決定される。
決勝レース1 のグリッドを決めるノックアウト第1 予選。DOCOMO TEAM DANDELIONRACING の2 台はまずユーズドタイヤで車両と路面コンディションを確認。両ドライバー共に良好な感触を得た。ニュータイヤを装着した2 台は、共に予選残り7 分でアタックに入った。デュバル選手は危なげない走りで、決勝レース1 のポールポジションを獲得。伊沢選手は思ったようにタイムが伸びず6 番手。揃って第2 予選へ。
続く第2 予選、第1 予選同様に残り7 分でコースイン。デュバル選手は前を走る車両のペースが遅く、タイヤを十分に温められなかったため7 位で。伊沢選手はバランスを回復し4位で揃って第3 予選へコマを進めた。
トップ8 の順位を決める第3 予選、デュバル選手はタイヤを十分に温めるため、誰よりも早く予選残り8 分のタイミングでアタックラップへ、暫定のポールポジションを記録するが、コースコンディションの好転によりライバルに先行され第2 列目からのスタートとなる4 位に。伊沢選手は、感触は悪くなかったが伸び悩み、7 位で予選を終えた。
*予選後の車両検査において、2 号車のスキッドブロック寸法が、規定にわずかに足りないことが判明したため、規則により予選タイム抹消の裁定が下された。よって、伊沢選手は決勝レース1 及び2 において、15 番手からのスタートとなった。

1:ロイックデュバル選手 決勝レース1 予選1 位、決勝レース2 予選4 位
決勝レース1,2 共にポールポジションを獲得したかったけど、第3 予選では結果的に十分に攻めきれず4 位となってしまいました。しかし、このポジションからならいかなる結果も狙えますから、シリーズタイトル云々ではなく、一つ一つ完璧にレースを戦う事に集中して臨みます。

2:伊沢拓也 選手 決勝レース1 予選15 位、決勝レース2 予選15 位
完璧とは言えませんが車のバランスは良く、トップ4 は間違いなく狙えると感じていました。スキッドブロック規程違反のため最後尾からのスタートとなってしまった事はとても残念ですが、私もチームも全力でタイムを削ろうと攻めた結果の事です。結果に結び付けられず悔しい状況が続いていますが、明日は2 レースをしぶとく追い上げて、悔いの残らないレースにします。