t_news
2010-09-26 00:00:00
【速報】第5戦、日曜日フリー走行はNo.1 ロイック・デュバルがトップ
全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦、決勝前の30分間のフリー走行が、午前9時30分より行なわれた。スポーツランドSUGOはこの日、朝から秋晴れに包まれ、予選が行なわれた前日より気温、路面温度ともに上昇。絶好のレース日和となった。
この日の決勝は62周、230kmで争われる。また、やや短い距離ながらピットインの義務づけもない。しかし各マシンピットインを行なうものと見られ、そうなると戦略にも多少の幅が考えられる。どのマシンがどんな作戦で挑んでくるのか、このフリー走行に注目が集まった。
セッションが開始されると、全マシンがコースイン。ところが開始5分となったところで、SPコーナーでNo.8 石浦 宏明(Team LeMans)がクラッシュ。ドライバーの救出とマシン回収のため赤旗が出され、セッションは一時中断となる。
そして約15分後にセッションが再開となると、中断中にセッティング作業を行なえたためか、その後はロングランに入るマシンが多く見受けられる。そんな中安定して速いラップタイムを刻み続けていたのが、ポールポジションから決勝をスタートするデュバルだった。さらにデュバルは残り5分、1’08.043というトップタイムを叩き出す。またNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)にも安定感が見受けられた。そしてもう一人、注目すべきはデュバルのチームメイトであるNo.2 伊沢 拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。伊沢は予選12番手ながら、このセッションでは終了間際にデュバルにコンマ03秒まで迫る1’08.074をマークしている。この狭い SUGOで伊沢がどんな追い上げを見せるかにも、決勝では注目したい。