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2010-09-25 00:00:00

【速報】第5戦予選は、No.1 ロイック・デュバルがポールを獲得

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦、公式予選がスポーツランドSUGOで午後2時30分より、ノックアウト方式で行われた。午前のフリー走行中から雨がパラつき始め、雨の予選も予想されたが、その後降り出すことはなく、気温14℃と肌寒いながらも終始ドライコンディションでの戦いとなった。

20 分間のQ1は、開始早々から全マシンがコースに入り数周の連続走行。路面温度が低いせいか、3周目あたりからタイムは上がっていった。このファーストアタックでは、フリー走行で速さを見せたデュバルがまずは6秒台をマークしトップに立つ。これに続きNo.19 J.P・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)ら数台も6秒台をマークするが、デュバルのタイムは1’06.143とライバルを圧倒するものだった。そして一旦全マシンがピットに入りマシンを微調整し、残り6分からアタックが再開。No.32 小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)はここでデュバルにコンマ1秒まで迫り、No.8 石浦 宏明(Team LeMans)も僅差で続く。しかし一方のデュバルはここでのタイムアップはならなかったものの、前半のタイムで悠々とQ1をトップ通過。またNo.16 井出 有治(MOTUL TEAM 無限)ら3台がここで脱落した。

続く10分間のQ2。例によって開始直後はいずれも動き出さず、全マシンが3分を経過したあたりから一斉にアタックに向かう。ここでまず、Q1で5位と調子の良かったNo.7 ケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)がクラッシュし戦線離脱。同じくNo.2 伊沢 拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)もマシンを破損し、アタックを行なうことが出来なかった。そしてトップはここでもデュバル。1’05.949をラストアタックでマークし、 Q2でもライバルを圧倒した。これに石浦、オリベイラが続き、No.18 平中 克幸(KCMG)ら4台が脱落した。

トップ8台によって第 5戦のポールが争われるQ3は開始から2分後と、いつもよりやや早めに全マシンがアタックに向かった。そして3周目に小暮がまず1’05.892と、今回デュバル以外では初の5秒台に突入し気を吐く。しかしその直後にデュバルはこれを上回る1’05.843をマーク。結局ここまでのすべてのセッションをデュバルは制し、今季2度目のポールを獲得した。2位には小暮、3位にはオリベイラが入った。
今季1勝ずつを挙げている3人がトップ3を形成しスタートする明日の決勝。現在混戦模様となっている今季のタイトル争いにおいて、重要な一戦となるに違いない。