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2010-08-07 00:00:00

Rd.4 もてぎ 予選トップ3ドライバーのコメント

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ニュータイヤの時のマシンバランスが悪かったけど……
1位:No.32 小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)


クルマのセッティングは前回のもてぎとは随分違う状態で持ってきましたが、中古タイヤではいいんですけど、ニュータイヤの時に、どうもバランスが悪かったんですよね。Q1でも、ユーズドの時は結構速かったんですけど、ニュータイヤを履いた時にどうも良くないということで、Q2とQ3はそれまでの状態に戻して、アタックしました。初めからそれをやっていれば、もう少し良かったのかなと思いますけど。フロントの温まりもあまり良くなかったので、Q2とQ3はフロントタイヤをスクラブしました。それほどタイムは変わらないとも思ったんですけど、去年もやったしQ2でやってみてタイムが出たので、Q3も続けてやりました。あと若干、Q3の時にヘアピンでアクセルを踏み過ぎてホイールスピンしてしまいちょっとロスしましたが、ギリギリPPを獲ることが出来て、チームにとっても、僕にとっても良かったです。明日のレースは1周目が大事。隣はGTのチームメイトでお互いよく知っているので、クリーンなレースが出来ると思うし、スタートが上手く行けば、あとは流れでいいレースが出来ると思います。

今日は悪くない1日だった
2位:No.1 ロイック・デュバル(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)


皆の想像通り、ちょっとムッとしているっていう感じだね。菅生のGTではチームメイトの小暮さんが無意味に負けちゃったし(笑)、今日の予選では無意味に僕を倒したからね(笑)。それはともかく、今日は悪くない1日だったと思うよ。僕らは1日を通じてクルマを進化させることができた。朝のフリー走行の段階ではクルマの状態があまり良くなくて、アンハッピーだったんだけど、午後の予選ではセッションごとにクルマの状態を良くしていくことが出来た。ギヤレシオを変えたり、他にも大きくセットアップを変更して行ったんだ。その結果、Q3ではとてもいいラップを刻むことができたと思う。今年は開幕から、同じメンバー間で予選のタイムがすごく僅差になっているよね。その中で、前回の富士では僕がPPを獲り、今回は小暮さんが獲ったっていうことだと思う。でも僕は、チームのためにこの結果を出せてハッピーだし、今年ここまで難しいシーズンを送ってきたけど、僕らが充分な速さを兼ね備えているっていうことが見せられた。明日のレースでもいい結果を出したい。まずは、スタートでストップしないことを目指すよ(笑)。もしスタートが切れたら、きっといいレースが出来ると思う。前回はスタート前にエンジンの水温の問題があってストールしたけど、その対策さえちゃんとすれば、きっと大丈夫だと思うよ。

ミスがなければPPを獲れた可能性はあると思うけど
3位:No.19 J.P・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)


トップ3からレースをスタート出来るんだから、今日の結果は良かったと思うよ。決勝に向けてのクルマはいいと思うしね。今回も燃料の搭載量が多い時に、いい状態のクルマであることを期待している。予選は自分が思い描いていたほど、スムースな走りはできなかった。Q3では、最初のアタックラップで2〜3回ミスしたし。その翌周にはちょっとプッシュし過ぎてしまったね。その結果、S字でコースアウト。もちろんミスがなければPPを獲れた可能性はあると思うけど、その点は、あとでデータをチェックしてみないと分からない。ミスした部分で、どれぐらいタイムロスをしているのかとか、そういうことを吟味しないと。ただ、乗っている時の感触はすごく良かったから、もちろん可能性はあっただろうね。でもまあ、3番手からのスタートだし、明日に向けてのいい作戦をこれから考えないとね。ウォームアップでいくつかのことを試した後に、そのあたりを決めたいと思っている。