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2010-04-19 00:00:00

Rd.1 鈴鹿 NAKAJIMA RACING 決勝リリース

4月18日(日) 天気:晴れ
◇昨日までの気候とは変わって春の陽気が少し戻ってきた鈴鹿サーキットで、今シーズンのフォーミュラ・ニッポンの開幕戦が行われた。
ポールポジションから小暮、5位から山本とスタートシグナルを待つ。しかしスタートで両選手共ポジションを落としてしまう。山本は井出選手をなかなか抜けず、早めのピットインでタイヤ交換と給油を行った。小暮は、トップのマシンと一定の間隔を保ちながら走行し、そのトップのマシンの動きを見てピットインのタイミングを決めた。これがうまくいき、ピットアウトして1コーナーに進入した時にはトップを奪取。ポジションを逆転することができた。そのままつかず離れずの状態ではあったが、トップをキープして優勝。小暮は開幕戦をポールtoウィンで飾った。一方の山本はピットアウト後のペースは非常に良く、前を走るマシンに追いつくものの抜くまでには至らず、ルーキー最上位の7位でチェッカーを受けた。山本はフォーミュラ・ニッポン初レースで初ポイントゲットを果たした。

◇観客動員数:
4月17日(土)予選 21,000人
4月18日(日)決勝 30,500人

◇コメント
チームディレクター:藤井 一三
「2台揃ってスタートでポジションを落としてしまいました。ただ小暮、山本両選手共、前のマシンに離されることなく落ち着いてレースを進めてくれました。
チームの作戦も上手く運び最高の結果が出せました。
だだ、やはりライバル達のスピードアップも目覚ましく、次のレースに向けて新たな気持ちで取り掛からなければと思っています」

#31ドライバー 山本 尚貴
「初めてのレースでまず完走でき、1つのステップを踏めたので収穫だったと思います。スタートは失敗して、ポジションを落としてしまい前のマシンをうまく抜けずペースをあげることができず早めにタイヤ交換をして自分のペースで走ることに専念しました。その時のペースはよかったですし前に追いついていったのですが、昨年のチャンピオン・ロイック選手を抜けず7位で終わってしまったことは悔しかったです。最後まで走りきって初めてわかったこともあったので、この経験を次のレースに活かしたいです」

#32ドライバー 小暮 卓史
「いやもう、感謝感激です。チームの作戦などすべてがうまくいきました。でも、スタートでミスをして2番手になってしまいましたが、前のマシンとの間隔を保って走れたのとチームのピットワークが素晴らしくて、逆転することができました。後半、ブレーキングでタイヤスポットを作ったりして難しい状況だったのですが、最後までうまく走れました」

中嶋 悟 総監督
「とりあえず開幕戦で優勝できたことは喜ばしいことです。今回は山本くんという新人を迎えて総力をあげて挑みました。小暮選手の優勝はチームに今年の勢いを作れるのではないかと考えます。この勢いで次戦もてぎも頑張りたいと思います。ご声援ありがとうございました」

2010Rd.1Suzuka NAKAJIMA RACING 決勝レポート