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2010-04-19 00:00:00

Rd.1 鈴鹿 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 決勝リリース

2010/4/18 Rd-1 鈴鹿

鈴鹿サーキットは昨日までの冬の様な天候から一転、気温20 度近い晴天の春らしい天候の中、2010 年第1 戦は開幕した。今年度全体的にスプリント化されたレース距離。 ここ鈴鹿での第1 戦は、シーズンでも2 番目に短い220km のスプリントレース。タイヤ、燃料のバランスマネジメント、一瞬のチャンスも見逃さない戦略が重要になる。抜群のスタートをみせたDOCOMO TEAM DANDELION RACING の両ドライバー、共に一つずつポジションを上げ、伊沢選手は3 位、デュバル選手は6 位でオープニングラップを周回。自己タイムを更新しながら37 周後の表彰台を目指す。

スタート早々にタイヤ交換をしたライバルのラップタイムなどから、早目のタイヤ交換が有利と判断したチームは、10 周目にロイック選手をピットへ入れ、13 秒という会心のタイヤ交換でデュバル選手をコースへ送り出した。伊沢選手は後方から追い上げるロッテラー選手の動向を見て、13 周目にピットイン。チームの読通りロッテラー選手の前でコースへ復帰した。しかし、タイヤ交換後のラップタイムがあがらず、伊沢選手4 位、デュバル選手5 位のポジションを維持するため後方をブロックする厳しい展開へ。
難しい状況ながらプッシュし続けた両ドライバーだったが、デュバル選手6 位、伊沢選手5 位でフィニッシュし、シーズンを戦う上で貴重は7 ポイントを加算した。

1:ロイックデュバル 選手 6 位
スタートはまずまず、戦略も、ピット作業もとてもよかった。しかし我々にはスピードが足りていませんでした。予選ポジションも悪かったですが、レースペースの方が大きな課題ですね。2 台揃ってポイント獲得できたことは、シーズンを考えればよかったですが、勝つためにサーキットに来ているのですから、我々チームが本来持つポテンシャルを引き出し、速さを取り戻すべく、今回鈴鹿でのデータを解析して、次戦茂木ではトップ集団でのバトルをお見せします。

2: 伊沢拓也 選手 5 位
スタートは上手く決める事が出来ましたが、アンダーステア傾向が強く出過ぎ、またシャープさも少し足りていなかったため、トップグループで競争力のあるラップタイムを維持できませんでした。戦略も良かったと思いますが、後半でのタイヤ交換もメリットがあったようですので、セットアップも含め戦略面でも検証を行う必要がありますね。ポイントを加算できたのはシリーズを戦う上で良かったです。次戦茂木は得意とするコースですので、最低でも表彰台、そしてチャンピオンシップポイントを大きく加算したいですね。

2010Rd.1Suzuka DOCOMO TEAM DANDELION RACING 決勝report