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2011-02-10 00:00:00
Honda 2011体制発表会 TEAM無限 監督・ドライバーコメント
「まずは1 勝を目指す」 / TEAM無限 監督 手塚長孝コメント
2010 年はTEAM無限にとって初めてのFormula NIPPON参戦でした。先行していたチームを追いかけながら、データ量ゼロの状態からシーズンを戦いました。しかし、井出有治選手とチームの頑張りで、有益なデータを蓄積できました。今年はこの資産を活かして、さらに知識を増やして成長していくべく頑張りたいと思います。
そこで2011年は、チームをさらに活性化させるべく、成長著しい若手の山本尚貴選手をドライバーに起用しました。TEAM無限も山本選手も2011年が Formula NIPPON参戦2シーズン目となります。お互いの目標は「まずは1勝」です。チームの総合力を高めて、まずこのクリアを目指します。この先に次ぎの目標であるタイトルが見えてくるはずです。是非とも、サーキットにお越しいただきTEAM無限と16号車山本尚貴を応援してください。
「最低でも1勝する」 / TEAM 無限 ドライバー 山本尚貴コメント
僕は毎年自分にノルマを課しています。2010年のFormula NIPPONでは「予選と決勝の両方でトップ3に入る」をノルマに課しました。幸い、予選は第7戦で3番手、決勝も最後にJAF GP のRACE2で2位表彰台を獲得してギリギリでノルマを達成できました。
今年はさらにこの上のノルマを自分に課します。2011年シーズンのノルマは「最低でも1勝する」です。何が何でも貪欲に優勝を狙います。勝ちにこだわります。自分の中ではこの「1勝」というノルマを超えたところに次ぎのステップがあると思っています。
2010年12月にTEAM無限とテストした際に、良い感触を得ていたので自信はあります。昨季の2台体制からTEAM無限での1台体制に移行することで、データ不足を心配される方もいるかもしれません。でも僕は、1台体制はメリットの大きいチャンスととらえています。
なぜなら、チームのすべてのリソースを自分に集中でき、戦略面でも自由度が高くなるからです。データ量に関しても、事前テストでメニューをこなしておけばシーズン中の不安も減ってくるでしょう。
昨年のFormula NIPPONで強く感じたのは「レースはひとりでは勝てない」でした。レースはいろいろな方の援助があって初めて成り立ちます。Hondaをはじめ、スポンサー各位、ファンの皆様からの応援、そしてなによりもTEAM無限との息のあったレースの先に自分のノルマである1 勝があると思っています。応援、よろしくお願いいたします。