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2010-11-14 00:00:00

【速報】FUJI SPRINT CUP アンドレ・ロッテラーが第2レースも制す!

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14日、午後12時45分より「JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP」第2レースが富士スピードウェイで行なわれた。第2レースは、公式予選でのラップタイム順のグリッドからスタート。100kmのスプリントレースは第1レースと同様、終始激しいオーバーテイク合戦となり、ファンを熱狂させた。

注目のスタート、ポールのNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)は無難にトップを守る。そしてここで、昨日同様に抜群のロケットスタートを決めたのがNo.16 井出 有治(MOTUL TEAM 無限)だった。8番グリッドから1コーナーまでに一気に2位へとジャンプアップを果たす。また6番手スタートのNo.31 山本尚貴(NAKAJIMA RACING)も3位に浮上。2番グリッドの平手は、動き出しはまずまずだったもののその後の加速が伸びず、9番手まで後退してしまった。

その後、1コーナー先ではアクシデントが発生。No.3 松田 次生(KONDO RACING)とNo.32 小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)、さらにNo.7 ケイ・コッツォリーノ選手(Team LeMans)とNo.19 J.P・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)がそれぞれ接触。オリベイラはフロントウイングにダメージを負い、修復のためにピットに戻った。

2周目に入ると3位を走る山本が1コーナーで井出をかわし2位へ。この後トップロッテラーと山本は数秒差の間隔を保ち、3位以下を引き離しにかかる。3位井出は上位2台よりややペースが悪く、後続数台に付かれることになった。また3周目の13コーナーで小暮がコッツォリーノに接触。コッツォリーノのマシンはストップしてしまい戦列を離れた。

レース中盤になると井出のペースがやや上がり、今度は4位以下の中団で頻繁にバトルが演じられる。そんな中、予選でマシントラブルのためアタックを中止し12番グリッドからレースをスタートしたNo.1 ロイック・デュバル(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がオープニングラップで7位まで上がり、その後も2台をかわし5位へ。4位のNo.2 伊沢 拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と、シリーズ戦では見ることが出来なかった激しいチームメイト同士のバトルを繰り広げた。またスタートで大きく後退した平手もここで、6位まで上がってきた。

この後順位の変動はなく、22周、100kmのレースを終了。優勝はロッテラーで第1レースから2連勝。文句なしの成績で、第一回JAF Grand Prixを獲得した。2位は山本、3位は井出。この二人は今季果たせなかった表彰台をここで果たした。