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2010-05-24 00:00:00

Rd.2もてぎDOCOMO TEAM DANDELION RACING決勝レポート

決勝レポート

2010/5/23 Rd-2 ツインリンクもてぎ
天候:雨 気温:18.6℃ 出走台数:14 台
観客数:23 日(日)10,000 人(速報値)

2010 年フォーミュラニッポン 第2 戦を迎えたツインリンクもてぎは、昨日までの初夏の陽気から一転、気温20 度以下の肌寒い雨模様となった。ストップ・アンド・ゴーのマシンにもドライバーにも負担の大きいツインリンクもてぎ。
決勝日を雨で迎えたことで、タイヤ交換の有無やそのタイミングなど、一瞬の判断が明暗を分ける、まさにチームが一丸となった瞬間頭脳戦の様相を強くしている。
雨のスタートの混乱をくぐり抜けたDOCOMO TEAM DANDELION RACING の両ドライバー、デュバル選手はポジション維持の4 位でオープニングラップを周回したが、伊沢選手は他車のスピンに巻込まれる形でコースアウト。フロントを大破し緊急ピットイン、フロントノーズを交換して最後尾でコースに復帰し、序盤から苦しい展開となってしまった。
デュバル選手は、雨量の変化にコースアウトするシーンも見られたが、一時2 位までポジションを上げながら、レース終盤の40 周目にピットイン。タイヤ交換なしの給油のみでコースへ4 位で復帰し表彰台を目指すもとどかず、表彰台目前の4 位でレースを終えた。
伊沢選手は戦略を変更し早目のピットイン、トップグループに遜色ないタイムで周回を重ねるが、序盤のアクシデントを覆すには及ばず11 位完走となった。

1:ロイックデュバル 選手 4 位
鈴鹿の開幕戦と比較して、状況は飛躍的に好転していると感じています。
結果で表すことはできませんでしたが、予選決勝を通して内容は良かったです。
レース中の雨量の増減で、車両が不安定になる傾向が強くて、マシンコントロールできずスピンする事もありました。このあたりは今後の課題ですね。
私もチームも着実に前進していると感じています、次戦からは結果を伴って、タイトル争いに加わります。

2: 伊沢拓也 選手 11 位
予選からリズムに乗れていませんでした。
決勝では1 周目からスピンに巻込まれ苦しい展開でしたが、困難なコンディションだからこそチャンスもあると信じ全力でプッシュし続けました。
デュバル選手同様、雨量によってバランスを保つのが難しく、ラップタイムも安定しませんでしたね、少ない雨量ではスピードを維持できているので、検証を行いたいと思います。今後のセットアップの方向性は見えてきたので、次戦以降はチームメイトと一緒に上位争いを展開したいです。

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