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2010-10-17 00:00:00

Rd.6 オートポリス 公式予選トップ8ドライバーのコメント

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ちゃんとアタックして結果を出したかった
1位:No.37 大嶋 和也(PETRONAS TEAM TOM’S)

朝のフリー走行でニュータイヤの時のバランスが悪かったので、予選に向けてちょっと不安はあったんですけど、セッティングを変更して臨んだ予選Q1はまずまずでした。それでなんとかQ1は通過出来て、Q2でもセットを変更したらもっと良くなって、Q3でもさらにセットを変えて、この時点ではかなりバランスは向上していました。またアンドレが計測1周目にアタックに行っていて、そのほうがセクター3のグリップ高くていいということがあったので、最後はそれに挑戦してみようと思って行った結果、いい方向に向かったということです。でも、もっとちゃんとアタックして結果を出せた方が良かった。だから少し不満が残るというか、すっきりしないですね。初ポールですが、みんながしっかりアタックしての結果ではないので全然うれしくはないです。すごく複雑ですよね。やっぱり初ポールは、納得のいくアタックで獲りたかったです。もう一回予選が出来るものならやりたいですけど、それは無理なので、とにかく明日も全開で走って、ファンにいいレースを見せるしかないと思います。ドライバーに出来ることはそれしかありませんから。

2番手までは行ける、と思った
2位:No.20 平手 晃平(Mobil 1 TEAM IMPUL)

予選では、エンジニアの持っていたデータを元に、神頼み的な感じでいろいろと大きくセット変更をしていったら、それがうまく当たって、今朝のフリー走行時から比べればかなり車のバランスは良くなっていました。そしてQ1で走ってみて実際手ごたえを感じて、Q2でも車のバランスを整えたら、さらにいい方向に向かって行きました。ロイックがすごく速かったので、ちょっとポールには届かないかなと思っていたものの2番手くらいまでは全然行けるだろうという状態で Q3に臨んだのですが、思ったほどうまく走ることが出来なかったのはちょっと残念でした。

順位が落ちてもいいからアタックしたかった
3位:No.8 石浦 宏明(Team LeMans)

Q1は午前中とはコンディションが変わっていたのですが、予想通りの変化だったので対応出来ました。それからフロントウィングをアジャストして、前回は Q2が良くてQ3でタイムを落とすというパターンだったので、今回はQ2をちょっと抑え目に、車のチェックだけしました。抑え目で行っても通過出来る自信があったので。そしてQ3でさらにアジャストして出て行った時は朝よりも良さそうだったので、タイム的にもロイックのQ2のタイムが見えていました。ポール争いが間違いなく出来ると思いながら1コーナーに入ったのですが、赤旗で中止、という結果。気持ちの上では、順位が落ちてもいいからアタックしたかったですね。でもまあ、明日は気持ちを切り替えて、速さ的には前回よりも今回の方があるし、優勝を狙って行きたいですね。

この結果は受け入れ難い
4位:No.1 ロイック・デュバル(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

最初の結果に関してもフェアじゃないと思ったし、とても受け入れ難かったけど、後から出されたリザルトもやっぱり僕はフェアじゃないと思ったよ。僕にとっても、アンドレにとっても、JPにとっても。みんなトップ3に入れる仕上がりを見せていたドライバーだし、誰もがPPを失う結果になったから。それに、こういう風にアンドレにペナルティーを科したのも、納得できない。ルールに問題があるんじゃないかな。確かに後から出された結果によって、僕はアンドレや JPよりも前からスタートできることになったんだから、良かったと思うかも知れない。でもちゃんとアタックしていても、僕は彼らの前に行けた自信はある。僕らはいつもベストを尽くしているし、お互いにフェアに戦いたいと思っているんだ。

レースはレースだよ。
5位:No.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)

みんなが抗議した結果なのかどうかは分からないけど、僕にはペナルティーが下されて、5番手になってしまった。競技団は僕の結果だけを変えてしまったけど、それでも他のドライバーが予選をちゃんとできなかったということに変わりはない。タイムを全く計測できなかったドライバーもいたわけだし、ロイックみたいにPPを狙えたドライバーだっている。最初の結果では、僕が問題だったのかも知れないよ。でも、後から出された結果では、問題は違う部分にある。こういうルールは変えなければならないと思う。例えばQ1とQ2の平均タイムでグリッドを決めるとか、そうでなければ明日の朝、5分だけでも時間を作ってQ3 をやり直させてくれたらいいのにって思う。でも決勝に関してはまた別だよ。レースをしなければ、全くポイントも獲れないわけだし、そうなればチャンピオンを逃してしまうことになるからね。レースはレースだよ。

3、4位くらいまで行ける手ごたえはあった
7位:No.2 伊沢 拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

今回は走り出しから調子は良かったです。Q1は路面のせいか、あまりグリップ感がなくタイム的には悪かったんですけど、Q2ではその状況はかなり良くなって、でもコーナーで失敗してコンマ3秒ほどロスしてしまいした。それさえなければ、3、4位くらいまで行けるという手ごたえはありました。赤旗中断については何もいうことはありませんが、せっかく面白い戦いをしていて、お客さんにもそれを見て欲しかったのに、残念ですね。申し訳ないと思います。オートポリスはすごく好きなサーキットだし、ここは去年トップをずっと走りながら勝てなかったので、そのリベンジが出来るよう、明日は得意なスタートをしっかり決めて頑張りたいと思います。

フリー走行のミスが悪い流れのきっかけ
8位:No.31 山本 尚貴(NAKAJIMA RACING)

午前中のフリー走行で、自分のミスで飛び出して車を壊してしまい、それが悪い流れになるきっかけだった思います。チームには申し訳なかったですし、まずはそこを反省しなければならないと思います。オートポリスは今回、フォーミュラ・ニッポンでは初めて走るのですが、セッション毎に良くなっていって、Q1、 Q2はギリギリ通過ながら、どんどんドライビングも車も良くなってきました。だからQ3は楽しみだったんですけど、アタック出来ずに終わってしまいました。(クラッシュ後も)車は全く問題ないです。グリッドが荒れたことで決勝はどうなるか全く分かりませんが、自分としてはこの前完走出来なかったので、今回はしっかり完走して、ポイントを取って最後まで走りきって、最後の鈴鹿に向けていい手ごたえをつかめるようなレースにしたいと思います。