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2011-11-17 00:00:00
KONDO RACING 富士スプリントカップ レースレポート
◎2011 JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP
11月12日 フォーミュラニッポン予選 天候:曇り 気温16度 路面温度21度(午前10時現在)
通常、スーパーラップといえばアタックラップのタイムを競い、決勝グリッドを確定するが、スペシャルな要素を盛り込んだ今回は、ここにストレートスピードの最高速をも順位化。アタックラップともども順位をポイント制にして、その合算で予選順位を決めることになった。
チームは予選の戦略として、トップスピードを確保できるようなセッティングをチョイス、この選択にアンドレア・カルダレッリ選手も奮闘し、期待に応えようととコースへ向かった。カルダレッリ選手はスピードに乗るため、最終コーナーからうまく合わせこんで富士の長いストレートを疾走。そのがんばりが効いて、カルダレッリ選手は9番手のポジションを確保することに成功した。
決勝レースはイベント3日目の正午、22周でバトルを繰り広げる。
◎2011 JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP
11月13日 フォーミュラニッポン決勝 天候:晴 気温18度 路面温度26度(正午)
スタート直後の1コーナーで多重クラッシュが発生。No.3 KONDO RACINGのアンドレア・カルダレッリ選手はこれをうまく回避したものの、惜しくもポジションダウン。また、レース序盤のクルマの状態をうまくコントロールすることにやや戸惑うこともあり、しばしガマンの周回を続けた。
中盤に入ると、タイヤにも熱が入り、またクルマのバランスも向上。これでリズムをつかんだカルダレッリ選手は次第にペースアップ。周りの車両に引けをとらないタイムを刻み始める。さらに後半に入ると、8位へのアプローチも可能なほど好走を披露。タフなレースでの強さをしかとアピールした。
その一方で、後方からポジション挽回を狙うクルマがカルダレッリ選手を猛追。序盤の猛プッシュですでにタイヤを酷使したため、長い間、プレッシャーの中で周回を重ねることになったが、集中力を切らすことなく見事に後続車をシャットアウト! 9位をキープしたままチェッカーを受け、今シーズン最後のレースを締めくくった。
11月12日 フォーミュラニッポン予選 天候:曇り 気温16度 路面温度21度(午前10時現在)
■FSCならではのユニークな予選で9位獲得
快晴に恵まれた富士スプリントカップ2日目。午前10時15分から始まったフォーミュラ・ニッポンの予選は「スペシャルステージ」と名づけられ、スーパーラップ方式で執り行われた。通常、スーパーラップといえばアタックラップのタイムを競い、決勝グリッドを確定するが、スペシャルな要素を盛り込んだ今回は、ここにストレートスピードの最高速をも順位化。アタックラップともども順位をポイント制にして、その合算で予選順位を決めることになった。
チームは予選の戦略として、トップスピードを確保できるようなセッティングをチョイス、この選択にアンドレア・カルダレッリ選手も奮闘し、期待に応えようととコースへ向かった。カルダレッリ選手はスピードに乗るため、最終コーナーからうまく合わせこんで富士の長いストレートを疾走。そのがんばりが効いて、カルダレッリ選手は9番手のポジションを確保することに成功した。
決勝レースはイベント3日目の正午、22周でバトルを繰り広げる。
近藤真彦監督のコメント
まず、前日の雨の中、しっかりとした走りを見せてくれたし、今日の予選でもいい仕事ぶりだったし、彼のドライバーとしてのパフォーマンスができたと思いますね。今日の予選は特殊なシステムで順位を決めることになったから、いつもと違うアプローチをする必要があって、ウチは最高速狙いでいったんです。そのなかでもなんとかうまくアタックしてくれました。明日は最大限のパフォーマンスを見せて欲しい。それが今年の集大成であり、来季に向けてのいいアピールになると思うからね。アンドレア・カルダレッリ選手のコメント
コースコンディションが少しばかりスリッピーな状態でした。思いっきりアタックができない状態だったのが残念ですね。確かにベストパフォーマンスとはいえないけれど、よりベストなアタックを目指してガンバったとは思います。富士でフォーミュラカーを走らせるのは4ヶ月ぶりでしょうか。そのせいもあって、とにかくミスをしたくなかったんです。それを心がけて90%の走りに努めました。また、今回はいつもと予選方式が違ったので、チームの戦略としてまずトップスピードを確保できるクルマ作りにしていたので、その中でのアタックも難しかったですね。最終コーナーからめいっぱいプッシュしたこともあって、9番手のポジションが手に入りました。決勝がとっても楽しみです。チームエンジニアのコメント
今回はシリーズ戦とは異なる予選方式が採用されたこともあり、チームとしては最高速重視のセッティングでクルマを用意し、アタックをしてもらうことにしました。前日もフルウェットになってもしっかりと走っていたアンドレア選手なので、翌日いきなりドライコンディションとなりましたが、落ち着いてアタックを見せてくれました。◎2011 JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP
11月13日 フォーミュラニッポン決勝 天候:晴 気温18度 路面温度26度(正午)
■コンスタントに攻めの走りを見せ、9位フィニッシュ
富士スプリントカップ大会3日目。フォーミュラ・ニッポンの決勝レースは青空が広がる中、正午にスタートが切られた。スタート直後の1コーナーで多重クラッシュが発生。No.3 KONDO RACINGのアンドレア・カルダレッリ選手はこれをうまく回避したものの、惜しくもポジションダウン。また、レース序盤のクルマの状態をうまくコントロールすることにやや戸惑うこともあり、しばしガマンの周回を続けた。
中盤に入ると、タイヤにも熱が入り、またクルマのバランスも向上。これでリズムをつかんだカルダレッリ選手は次第にペースアップ。周りの車両に引けをとらないタイムを刻み始める。さらに後半に入ると、8位へのアプローチも可能なほど好走を披露。タフなレースでの強さをしかとアピールした。
その一方で、後方からポジション挽回を狙うクルマがカルダレッリ選手を猛追。序盤の猛プッシュですでにタイヤを酷使したため、長い間、プレッシャーの中で周回を重ねることになったが、集中力を切らすことなく見事に後続車をシャットアウト! 9位をキープしたままチェッカーを受け、今シーズン最後のレースを締めくくった。