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2011-12-27 00:00:00
小暮、小林がホンダのファン感謝イベントに登場
今年を締めくくるトークショー&クイズにファンと共に大いに盛り上がる
この日、壇上に登場したのはフォーミュラ・ニッポン、そしてSUPER GT活躍する小暮卓史と小林崇志、そして先の公式合同テストでフォーミュラ・ニッポンをドライブした中山友貴、2輪からは全日本ロードレースの今季チャンピオンである秋吉耕祐、モトクロスの平田優、そして2輪チームの総指揮を執るHRCの中本修平チーム代表の6人。ホンダらしく2輪と4輪の選手が一緒になってのトークショーだけに、毎回思わぬ裏話が飛び出すこのイベントだが、今回はチームと選手を繋ぐ無線の話で盛り上がった。小暮が「無線では焦ってしまうのか、ついつい早口になる」といえば、秋吉が「バイクは無線がないから、ストレートでサインボードを見ます。ただ、300km/hを越えるので読んでる暇がない。カメラみたいに頭に写し取って記憶して、あとで内容を理解するんです」と言うと、小暮たちドライバー組は感心しきり。「その台詞かっこいいから、僕も使います(笑)」と会場を笑わせた。また、中本2輪チーム代表が「ルールで無線はレースでは使えないんですが、テストで使うと便利だと思うので今2輪用も開発中なんですよ」と、まさマル秘発言が。さらに中本代表は今季ホンダのMotoGPチャンピオン獲得に威力を発揮したシームレスミッションには、F1で開発されたシームレスミッションのノウハウが活かされていることも披露。F1マシンの開発にも携わった中本チーム代表の秘話だけに、会場のファンも興味津々だった。また、小暮は、今季の振り返りを聞かれると「僕らNAKAJIMA RACINGは本来の速さを発揮できない年になってしまいました。レベルは高かったんですが、タイヤとのマッチングや天候などに悩まされてしまって…」と苦戦の1年だっただけにちょっと歯切れも悪かった。司会の「やり直しができるならどこにから?」という問いには、「もう開幕戦からですよ」と苦笑だった。
たっぷり1時間のトークショーの後には、これもこのイベントの恒例となった参加選手へのクイズ大会。ホンダに関するデープな問題に5人の選手が四苦八苦で、ズバリもあれば、珍回答も続出とこれも大いにファンを楽しませた。
そして、最後はプレゼント抽選と握手会。ドライバーからの素敵なクリスマスプレゼントに大いに満足のファンたちは、握手会の際にほぼ皆が各選手へ応援の一言を添えていた。その声援に小暮、小林をはじめとしたドライバー&ライダーたちは、笑顔で来年の活躍を誓っていた。
突然のことでビックリして90度コーナーで飛び出しました(苦笑)」という失敗談を披露した小暮。
いう問題が。小暮は「僕のレース原点である子供用ミニバイク"QR50"です」と達者な絵を披露。
しかし、ファンの拍手によるトップ賞は一目で"S2000"と分かるを絵を描いた小林が獲得。
小暮から幸運な2名に手渡された。