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2012-03-26 00:00:00

2012年シーズン発表会が神宮外苑・絵画館前で行われる

ファンも見守る中、今季の概要を発表。来季からシリーズ名称変更!名称公募も実施

 3月26日、東京・神宮外苑の絵画館前で2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポンのシリーズ発表会が開かれた。幸いにも天気にも恵まれ、屋外で一般にも公開された発表会だけに報道関係者やファンを含め200人近い人々が訪れ、今シーズンの概要発表とファンへのサービスが行われた。

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 会場となった絵画館正面の階段には真っ赤な絨毯が引かれ、その前には4台のFN09が配置される。そして司会者が紹介すると、絵画館の重厚な玄関から赤絨毯へとドライバーと監督が登場する演出で、室内の発表会とはひと味違う雰囲気が漂う。今季参戦する17名中、16名(No.1 アンドレ・ロッテラーは欠席)が整列すると、まずはフォーミュラ・ニッポンを運営する株式会社日本レースプロモーション(JRP)の会長でもあり、NAKAJIMA RACING総監督でもある中嶋悟氏があいさつ。「今季は4名ものチャンピオン経験者が揃い、若手も彼らを追い抜くべく狙っている。非常に盛り上がるシーズンになるでしょう。いいレースをお見せします」と今季をプレビュー。

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そして昨年のチャンピオンチームであるPETRONAS TEAM TOM'Sの舘信秀監督も「これまでIMPUL、NAKAJIMAに追い付け追い越せとがんばってきて、昨年はロッテラーがタイトルを獲ることができました。今年は、もうひとりの日本人の方にタイトルを獲ってもらいたいと思います。と、一貴(中嶋)にプレッシャーを掛けるわけではないですけどね(笑)」とユーモアも交えつつ、健闘を誓っていた。
 さらに選手代表としては、今季2年ぶりにレギュラードライバーとして復帰する2007、08年チャンピオンの松田次生(No.20 TEAM IMPUL)がマイクの前に立ち(写真)「僕が走らなかった2年間、外から見ていても(勢力の)図式が変わってきていました。その中、外国人選手がタイトルを獲っているだけに、僕自身が3度目のチャンピオンとなって日本人がタイトルを獲るという図式にしたい。ここに居る全員が予選からコンマ1秒を削るすばらしい走りを見せてくれるはずですから、テレビでもいいですけど、できればぜひサーキットに来てその走りを見て、応援してください」とベテランらしい、決意とファンへのアピールを行っていた。

 この後、報道陣は特設テントに招かれ、白井裕JRP社長が今季の概要を説明。
○国内最高峰のレースにふさわしい高質なエンターテインメントをモータースポーツファンに提供する。
○今季はレース大会の統一性を重視し、分かりやすいレース展開を目指す。
○全7戦のうち最終戦を除く6戦を250kmレースに統一。
○最終戦はシーズン最後までの盛り上がりを期待し、昨季同様に2レース制とする。
○タイヤ交換の義務は撤廃するが、燃料搭載量を規制して1回のピットインを促す。
○テレビ中継は昨年同様にJ SPORTSとBSフジで放映する。カメラを増やすなどして、レースの迫力を伝える映像を今まで以上にお届けしたい。
○2輪レースとの共催(2&4)や他のイベントなどとの連携も強化し、シナジー効果でフォーミュラ・ニッポンの認知度向上を行う。
○シンガポール大会はサーキット建設が中止され、開催は白紙になったが、韓国は13年の開催を目指し、また中国とも交渉中。“アジアのスタンダードフォーミュラ”を目指しアジアでの展開も重視していく。
○アジアを中心にグローバル展開を進めるにあたり、来季に“フォーミュラ・ニッポン”の名称変更を行う。
○新名称は今季の第2戦まで公募を行う。採用者には2013年シリーズパドックパス1組2名様がプレゼントされるほか、ホンダCR-Zタイプα、もしくはトヨタ86グレードGが豪華な副賞が用意される。

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ドライバーたちと一緒に写っているのが、新名称の応募でプレゼントされるCR-Zと86。
(展示車両とプレゼント車輌は異なります)


 サプライズ発表となった新ネーミングの募集に関しては、4月14日(土)に発表されるので、ファンの皆さんはぜひ楽しみにしてほしいと付け加えられた。
 この後、記者からFM09に代わる新シャシーに関して質問があった。白井社長は「先週には各コンストラクターに意向を知らせた。FN09のスイフト社をはじめ、ローラ、ダラーラなど海外のコンストラクターや日本レース工業会にも伝えている。2014年の導入を目標に検討し、この夏には決め込み、来シーズンの中頃から実走テストを行いたい。システムEに関しても今季何度かテストを行い、2014年の車両に投入する考えを持っている」と答えた。

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シーズン発表の会見が行われたテントには多くの記者が詰めかけた

 このような記者発表、会見が行われている間、会場ではドライバー全員によるファンとの交流会が実施された。また、ブリヂストンのサービストレーラーも駆けつけており、ファンサービス会場のとして提供されていた。ドライバーたちが気軽にサインや写真撮影などに応じると、ファンからは温かい声援を返されていた。

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 思わぬファンサービスに喜ぶファンはもちろん、このようなオープンスペースで、一般への公開も行う発表会に関し、関係者や取材記者から目新しくステータスを感じるなど、今年のシーズン発表会は多くの方から高い評価を受けた。

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2012年を戦う参戦ドライバーたち(ロッテラーは欠席)。