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2012-05-01 00:00:00
APITA宇都宮に栃木ゆかりの3選手が集結
スマイル・キッズのイベントでファンと交流の2日間を過ごす
今年のサーキット外活動として“フォーミュラ・ニッポンを街で見てもらう”、“フォーミュラ・ニッポンを通じて子供たちに夢と笑顔を”というコンセプトが掲げられており、今回のイベントはその第1弾。そして、間近に迫った第2戦ツインリンクもてぎ(5/13,14、栃木県茂木町)のキャンペーンを兼ねてのものだ。
会場となったショッピングセンターの広場には、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2006年型1号車と、今季山本が実際にドライブしている16号車が展示され、フォーミュラ・ニッポンの雰囲気を盛り上げていた。さらに、この2台に子供たちが体験乗車。普通のクルマとは違う迫力や格好良さに笑顔になったり緊張したりと楽しい体験をし、付き添いの両院や祖父母も笑顔で子供たちと選手の姿を写真に収めていた。
イベントではトークショーも開かれ、栃木県出身の山本(宇都宮市)と塚越(日光市今市)と、チームが茂木町にガレージを持つ嵯峨が地元やツインリンクもてぎの話題で、当人たちはもちろん、観覧の地元ファンも笑顔でうなずいたり、とてもフレンドリーな様子となった。ことに今年は栃木県のサーキットであるツインリンクもてぎが開業15周年ということで、司会から「初めて行ったときの感想は?」という質問も。山本は「子供の時からレースが好きで、父と一緒にインディーレースを観戦に行きました。ホント興奮しましたね」と熱く語れば、塚越は「僕もツーリングカーのレースを見に行きました。地元に大きなサーキットができて良かったなぁって」と、開業当初、小学生だった頃を楽しげに思い出していた。この3人では最年長の嵯峨は「僕は愛知県出身なので、最初のもてぎはレースのシリーズ戦に出たとき。新しい施設だからカーナビにもなくて、初めての栃木だから道に迷ってしまいましたよ」と苦笑。でも「茂木町にガレージがあるチームに来て、今や愛知県一の栃木通ですよ(笑)」と第2のふるさとになったことを笑顔で語った。
また、嵯峨はフォーミュラ・ニッポンがツインリンクもてぎのコースを走る車載映像を使って、コースの特徴を解説。フォーミュラ・ニッポンの走りの凄さとおもしろさを語った。これには子供ばかりか大人たちもが画面に見入り、プロドライバーの的確な解説にうなずいていた。
トーク会場の傍らでは、「ちびっ子工作教室“森のレーシングカーをつくろう”」も行われた。ツインリンクもてぎで大人気の自然アミューズメント“ハローウッズ”のスタッフが、自然形を残した樹木の部品を使っての工作を指導。子供たちは思い思いに木のタイヤやウィングや角(?)を取り付け、色を塗り、自分だけのフォーミュラカーを作っていた。
この他、サイン会、プレゼントステージなども実施され、朝10時から終了の16時まで、人が絶えない大いに盛り上がったイベントになった。
ハローウッズのスタッフのみならずお父さんお母さんもついついお手伝いを…