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2012-09-23 00:00:00

FNドライバーとエンジニアが小学校で社会科授業を実施

今年3回目と恒例となった“スマイル・キッズ at みやぎ”を開催

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンを統括する日本レースプロモーション(JRP)はSUGO大会開催週の9月20日(木)、21日(金)の2日間、今年3回目になった“スマイル・キッズ at みやぎ”において、仙台市内の小学校3校を訪問。5年生、6年生の児童を対象とした社会科授業を行った。

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 この授業には、フォーミュラ・ニッポンに参戦するチームも協力。20日(木)の午前には仙台市立西山小学校、午後は仙台市立通町小学校をTOCHIGI Le Beausset Motorsports(ル・ボーセ)が、21日(金)は仙台市立南材木町小学校にPETRONAS TEAM TOM'S(トムス)が訪問した。

 1校時目の授業は5年生が「日本の自動車産業と東北エリアの役割」と題し、ジャーナリストの小倉茂徳氏が担当。就業人口の約1割を占める自動車産業の社会的役割を教材を使って学習。また先に発足したトヨタ東日本の工場規模、環境への取り組みなどを紹介。児童が住む仙台・東北エリアは自動車産業にとって重要な拠点になっていることを学習した。6年生の授業はフォーミュラ・ニッポンのチームスタッフが担当。ル・ボーセからはチーフエンジニアの吉田正幸氏、ドライバー嵯峨宏紀選手、2日目のトムスではチーフエンジニアの東條力氏、中嶋一貴選手がそれぞれ講師を努め、「職業としてのレースエンジニア、レーシングドライバー」をテーマに講義した。それぞれの講師が日常の仕事、レース現場での仕事を披露。現在の職業に就くまでのエピソードを交え、楽しい授業を展開した。
 2校時目はトヨタ自動車が提供した「空気エンジンカー」を使った5年生6年生合同の実験授業。燃料の代わりに圧縮した空気を使ってタイヤを回転させて走る模型自動車を前に、真っ直ぐ走るためには何が必要かを考察。参加した講師陣は、児童の大人顔負けのアイデアに感心しつつも、一つ一つのアイデアに丁寧に解説・評価を加えた。
 授業の最後は、校庭に持ち込まれたFN09を囲んで、パーツの説明やエンジン始動を行った。児童、先生方や見学に訪れた保護者の方々は、搭載されるエンジンのRV8Kが発する大きなサウンドに驚きと歓声を挙げ、この授業を記憶に留めることとなった。

 各小学校の校長先生からは「5年生の授業では、自動車産業は非常に底辺が広い産業であること、児童の生活に密着していることが学習でき、たいへん勉強になった。6年生の授業では職業観の浅い児童が、このような職業があることの驚きと、多くの児童がレーシングドライバーになりたいと答えるなど、こちらも興味深い話が聞けた。このような機会を提供してくれた方々にとても感謝している」との感想を得られた。

■永井洋治トヨタチーフエンジニア(全授業の監修を担当)
「小学校でこのような授業ができたことは、すごいことだと思います。子供たちがレーシングドライバーに憧れをいだいてくれたことがとても良かっですね。これからもどんどんやって行きたいと思います」

■嵯峨宏紀選手(職業を題材にした講師を担当)
「次の世代を担う子供たちに自動車産業やモータースポーツを伝えられたことがとても良かったです。それと初めて“嵯峨先生”をやったことが恥ずかしかった反面、もう一度やりたいですね!」

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自動車ジャーナリストの小倉氏が自動車産業と東北エリアに関する授業を5年生に行った。

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TOM'Sの中嶋選手、東條エンジニアが自身の仕事についての経験を6年生に聞かせた。

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本物のフォーミュラ・ニッポンマシンFN09を目の前に、クルマの仕組みやパーツについて学んだ。

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本物のレーシングエンジンのサウンドを間近で聞く。児童だけでなく生徒や父兄も驚きと興奮の顔になった。

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トヨタ提供の「空気エンジンカー」を走らせる児童たち。創意工夫をはぐくみ、そして楽しい授業となった。