ドライバー:山本 尚貴
土曜日は午前のフリー走行から予選までずっと雨・ウェット路面という状況でしたが、フリー走行はどんな方向、仕様で走り始めましたか。また、その中でウェット路面への適合は進められましたか?
ウェット路面はまだわからないことだらけなので、セットはいろいろ確認した。でも結果はイマイチ。
予選を前に、マシンのセッティングはどんな内容で(できれば具体的に)臨むことに決めましたか? その決断のタイミングはいつ頃でしたか?
アンダーステアとトラクションの対策。
*アンダーステア : 本来の定義は「車速を上げるにつれて旋回円が大きくなる運動特性」だが、自動車競技などの中で使われる感覚的表現としては、「旋回を維持するためには舵を切り増す必要がある」症状を指すことが多い。とくにウェット路面では旋回の中で駆動をかけた時にフロントが外に逃げる「プッシュ・アンダー」が現れやすい。
*トラクション : 「駆動力」のことだが、競技運転の中では旋回の中からエンジンの力を高めて加速に移る中で、タイヤがそれを受け止めて路面を"蹴る"ことができるか、を指す。
予選各セクション(Q1〜2)で装着されたウェットタイヤはどんな状態(新品〜磨耗度合い)でしたか。それぞれの状況に対する適合度合いはいかがでしたか?
中古タイヤ。
結果的には新品タイヤの方が良かった、というようなコメントもありましたけど、確認する間もなくQ1敗退だったので「???」って感じです。
予選全体について、うまくいったところ、うまくいかなかったところ、全体の印象などを振り返ってください。
すべてダメ。
決勝に向けてのセットアップはどのあたりをポイントにして組み立てましたか? その結果を自己採点すると100点満点で何点でしょう? その理由、良かった面と「もう少し」という面はどのあたりですか?
0点。
すべてダメ。
決勝レースの戦略面を振り返ってください。うまく行ったところ、うまくはまらなかったところはどのあたりですか? トラブルに遭遇された場合はその状況・内容などにも触れていただけるとうれしいです。
後方順位でのレースだと、戦略も苦しまぎれになってしまう。
どの戦略を採っても結果は同じだったかな。
戦略を評価するレベルでレースができていない。
ドライバーのパフォーマンスはいかがでしたか?
完璧。
今回はクルマが悪すぎた。
改めて、ツインリンクもてぎのコース特性・個性・特徴をどうとらえていますか?
ストップ・アンド・ゴ―。
ブレーキに厳しい。
ツインリンクもてぎのコースに合わせるマシン・セットアップの方向性、マシンの基本特性はどうなる(のが良い)でしょうか? 「ここがポイント」という要素はどのあたりでしょうか?
ノーコメント。
真夏の暑さの中でのレースになると予想されますが、「暑さ」「熱」対策として、どんなところに手を入れるのでしょうか? 「とくにここが難しい(難しそう)」というポイントはありますか?
ターボになってから熱には厳しい。
"夏"だから、"もてぎ"だからではなく、常にクーリングには気を使っている。
ツインリンクもてぎのマシン・セットアップについて、予選と決勝では大きく変化させるのでしょうか。とくにSF14+NREというマシンにおいて、ですが。
ノーコメント。
決勝レースの戦い方として、現時点では何種類ぐらいのシナリオを描いていますか? 基本戦略、それに対して変数となるのはどのあたりでしょうか?(例えばピットストップの時期など)
1種類。
ポールポジションから逃げて、他車の状況を見ながら対応。
担当されるドライバー、自車のセッティングの方向などから「こういうところを見てください」という特徴はどのあたりでしょうか? それを見て取ることができる(できそうな)観戦ポイントとしてはどこがお勧めでしょうか?
車を評価するのには3-4コーナーが良いと思いますけど、このコーナー、近くで観戦できなかった気がする…??