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2018年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第5戦もてぎ大会決勝  No.1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が今季初優勝

2018年8月19日

うっすらと雲が広がったものの、爽やかな好天に恵まれた栃木県ツインリンクもてぎ。午後からは全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の決勝レースが行われた。スタート時のタイヤチョイスやピットインストラテジーが各チーム、ドライバーで分かれ、至る所でオーバーテイクシーンが見られた白熱の展開。その中で、王者の貫録を見せて、今季初優勝を果たしたのはNo.1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)。2ピット作戦を見事に敢行したNo.20 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が、2014年の富士戦以来、シリーズ復帰初となる2位表彰台を獲得した。これに続いたのは、5番グリッドからミディアムタイヤでスタートする戦略を採ったNo.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)。キャシディは3戦連続の表彰台を獲得し、シリーズランキングトップに立っている。以下、No.6 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、変則2ピット作戦を成功させたNo.8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、No.4 山下健太(KONDO RACING)、No.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)、No.5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)までがポイントを獲得している。

 気温30℃、路面温度40℃というコンディションの下、フォーメーションラップがスタートしたのは、午後2時15分。今回も決勝中にミディアムとソフト、両方のタイヤを使用しなければならないということで、スタート時のタイヤチョイスは今回も分かれる。上位から、石浦、野尻、松下、No.64 ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)はソフト、キャシディはミディアム、山下はソフト、山本はミディアム、No.17 塚越広大(REAL RACING)と平川はソフト、No.2 国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)からNo.7 トム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、No.65 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)、No.36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(VANTELIN TEAM TOM’S)、No.15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)、大嶋までの6人はミディアム、No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、No.37 ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)とNo.50 千代勝正(B-Max Racing team)の3人はソフト、最後尾のNo.18 中山雄一(carrozzeria KCMG)はミディアムを選んだ。

 そこから1周の隊列走行を終えると、全車正規グリッドに着く。そして、後方でグリーンフラッグが振られると、シグナルオールレッドからブラックアウト。52周先のゴールに向けて、19人のドライバーが一斉にスタートを切った。
 ここでホールショットを奪ったのはPPの石浦。野尻、松下がそれに続くが、松下は3コーナーのブレーキングでオーバーテイクボタンを使って野尻をパス。その勢いのまま、5コーナーで前を行く石浦も鮮やかにオーバーテイクしてみせた。この3台にカーティケヤン、好スタートを決めてミディアムタイヤ組のトップに立った山本、逆にポジションを落とす形になったキャシディ、2つポジションを上げた平川、山下と続く。その後方では、伊沢と千代、関口が接触。伊沢は3コーナーでスピンを喫し、千代はフロントウィングにダメージを追っている。

 トップの松下がオープニングラップを終えると、ピットでは動きが。福住と大嶋が早くもピットイン。ソフトタイヤへの交換を行った。これは変則2ピット。大嶋と福住は、ミディアムで走る義務だけ果たすと、その後は給油の際にソフトからソフトへと交換する作戦を採ったのだ。
 ここからは松下と石浦、トップ争いの2台が膠着。3番手の野尻以降はジワジワと引き離されて行く展開に。そこで、逆に後方から勢いよく追い上げたのが、予選9番手スタートの平川だった。平川は2周目にキャシディを捉えると、3周目には山本も攻略。同じ周の最終コーナー手前でカーティケヤンもかわすと早くも4番手に浮上する。さらに、6周目から7周目にかけて、野尻を捉えようとオーバーテイクボタンを使用しながら、90度コーナーで仕掛けて行った。対する野尻もオーバーテイクボタンを使いながらポジションを死守。だが、勢いに勝る平川は、8周目の1コーナーで野尻をついに捉え、3番手まで躍進してきた。
 この頃になると、ミディアムでスタートしたドライバーたちがピットに入り始める。まず9周を終了しようかというところで、国本、ディルマン、オリベイラがピットイン。その翌周にはキャシディもピットに入る。その3周後、13周を終えようかというところでは、山本がピットイン。山本はタイトル争いを繰り広げているキャシディの前でコースに戻ることに成功した。しかし、キャシディはすでにタイヤが温まっており、山本がアウトラップの5コーナーに差し掛かったところで、オーバーテイク。スタートで落としたポジションを回復することに成功した。また15周を終えようかというところでは、3番手まで浮上した平川がピットイン。給油と同時に、スタートで選んだのと同じソフトタイヤに交換してコースに戻る。ここで平川は2ピット作戦を採っていることが明らかとなった。さらに、平川にかわされた後、5番手で走行していたカーティケヤンが、17周を終えようかというところでピットイン。キャシディの前でコースに戻る。そこに追いついたキャシディは、アウトラップのカーティケヤンを攻略しようと、5コーナーから並びかけるが、カーティケヤンも激しくブロック。それが90度コーナーまでたびたび続くが、カーティケヤンはポジションを明け渡さない。キャシディの後方には山本も迫り、再びポジション回復のチャンスを虎視眈々と狙う。そうした3台の攻防は20周目まで続き、キャシディはようやくその周の最終コーナーの手前で、カーティケヤンをかわすことに成功した。その2周後には、山本もカーティケヤンの前に出ている。その他、上位集団では、23周を終えようかというところで、3番手を走っていた野尻がピットイン。山本の目前でコースに戻る。だが、山本が2コーナーで野尻の前に易々と出て、結果的に野尻はポジションを落とすことになった。

 そしてトップ争いの2台は、まず首位を守り続けていた松下が先に動く。松下は27周を終えようかというところで、ピットイン。給油とミディアムタイヤへの交換を終えると、キャシディの前でピットに戻る。一方の石浦は、松下がピットに入ると猛プッシュ。1分35秒後半から36秒台前半のタイムを連発し、ピットインに向けてのマージンを作って行った。しかし34周目に石浦のペースが38秒台までガクンと落ちる。これはシフトアップ、シフトダウンの操作に不具合が発生したため。そこから何とか復活したものの、時折同じような症状が出ていたということで、石浦もチームも実は不安を抱えていた。この時、石浦の後ろに迫ってきていたのは、2ピット作戦の平川。2スティント目もハイペースで飛ばしていた平川は、石浦を上回る1分34秒後半から1分35秒台のタイムを連発。2回目のピットイン後にできるだけ上位で戻れるよう、飛ばしに飛ばした。

 この時、1ピット組では松下がトップだったが、その前に現れたのはまだピットに入っていなかった関口。関口は、全くペースが上がらないものの、松下の前に立ちふさがる形となり、松下は大きくタイムロス。その後ろにキャシディが追い付いてくる。そんな中、35周目のヘアピンでは、アウトからキャシディが並びかけ、松下をオーバーテイク。ひとつポジションを上げた。だが、目の前の関口が、キャシディのことも巧妙にブロック。なかなか前に行かせなかった。キャシディもここで数秒をロスすることになったが、37周目のヘアピン立ち上がりでまたしてもアウトから並びかけると、ようやく関口の前に出ることに成功した。

だが、この時点で、ハイペースで飛ばし続けた平川に対し、キャシディは充分なマージンを与えてしまっていた。そして、その2周後、39周を終えようかという所で、平川が2回目のピットイン。給油とミディアムタイヤへの交換を終えると、悠々と2番手のポジションをキープしたままコースに戻る。これと同時に3番手まで浮上していた山下もピットイン。山下は給油とミディアムタイヤへの交換を終え、山本の後ろでコースに戻ることになった。
 そして、40周を終えようかというところまで引っ張って、ようやくトップの石浦がピットイン。給油とミディアムタイヤへの交換を終えると、トップを堅持したままコースに戻った。これで全車が全ピットストップを終えると、石浦がトップ、平川が2番手、キャシディが3番手、松下が4番手、山本が5番手、山下が6番手、38周を終えるところで変則2ピットの2回目の作業を終えた大嶋が7番手、野尻が8番手というオーダーになった。

 トップの石浦は、シフトを労わりながら、そのまま最後まで走り切って嬉しい今季初優勝。平川も今季初表彰台をもぎ取る。また、キャシディも3位表彰台獲得を果たした。一方、残り2周で5番手争いは大混戦に。ソフトタイヤでのペースに苦しんでいた山本の真後ろに山下が迫ると、再三オーバーテイクのチャンスを伺う。そこに最もタイヤの状態がいい大嶋が追いつき、山下を攻め立てた。そして50周目の90度コーナーで山下をオーバーテイクした大嶋は、その勢いのまま51周目の90度コーナーでは山本もパス。その大嶋に続く形で、ファイナルラップの1コーナーでは山下も山本のインに飛び込み、オーバーテイクを成功させた。その結果、4位の松下に続き、大嶋が5位、山下が6位。山本は、最終的には7位となった。また野尻が8位。ここまでがポイントを獲得している。
 今回のレースの結果、シリーズランキングではキャシディが27ポイントでトップ。山本が24ポイントで2位。石浦も山本と並ぶ24ポイントとなった(勝利数の関係でランキングは3位)。残るは2戦ということで、いよいよタイトル争いも白熱してきている。次戦岡山大会ではどんなレースが展開されるのか。ますます目が離せなくなってきた。

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