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本山哲「想像していたよりもキツいG」 スポーツランドSUGOメーカーテスト

2017年9月29日

9月27日水曜日。先週のスーパーフォーミュラ第6戦から引き続き行われたSUGOでのテスト。通常各チームが持ち回りで行うメーカーの開発テストだが、今回はスーパーフォーミュラのオフィシャルアンバサダーを務めている本山哲がステアリングを握ることとなった。以前より、より深いレース解説のために、SF14を体験してみたいと話していた本山の希望に対し、ホンダが応える形で実現したのが今回のテストだ。本山がフォーミュラ・ニッポンに参戦していたのは2008年シーズンまで。およそ9年ぶりのトップフォーミュラでの走行となった。26日から2日間にわたって行われた今回のテストはB-Max Racing teamが担当し、初日は小暮卓史が、2日目を本山が担当した。
27日のテストでは午前に2時間、午後に2時間の計4時間の走行が組まれ、78周を精力的に走り込んだ。
朝から天気に恵まれ、気温21度、路面温度28度の好条件の中セッションがスタート。まずはシートのチェック、無線機の調整を終えると、9時5分頃、マシンの動作確認のため最初のコースイン。ここから5周おきにピットインを繰り返しながら午前中のセッションを行った。最初の5周でのベストタイムは1’10″643。ここから徐々にセッティングを合わせ、予選シミュレーションのモードに入っていく。タイヤを履き替え、午前中に記録したベストタイムは1’06″544。結果的にこのタイムがこの日のベストとなったが、最初の2時間で前日に小暮が担当したテストのベストタイムに0.8秒と迫るタイムを記録し、関係者を驚かせた。

午前のセッションの終わりにはスタート練習も行い、初体験というハンドクラッチでのシグナルスタートを実施。1本目は慎重なスタート。2本目はストールしてしまうなど、慣れない部分もあったものの、午後のセッションでは抜群のスタートを決めるなど、次々と感覚をつかんでいった。同じく午後の走行ではロングランも経験し、通常のテストとほぼ同様のプログラムを消化。午後3時過ぎにチェッカーを受け、全てのセッションが終了した。

今も国内トップカテゴリーで戦う現役ドライバーでもある本山だが、自身がかつて乗っていたフォーミュラ・ニッポン時代のマシンと比べても、「タイヤのグリップとダウンフォースの向上で、ミドル~ハイスピードコーナーでのスピードが上がっている」「特に最終コーナーは凄く首に負担がかかる」という。今回のベストタイムはすでに当時のタイムを上回っており「想像していたよりもキツいG」には驚いた様子。また、こちらも初体験のオーバーテイクシステムやヨコハマタイヤの感触など、今回の走行であらゆる体験ができたことも良かったとのこと。今後の解説にもよりリアルな視点が加わってくるはず。「また、乗る機会があれば良いですね」と1日の走行を満足そうに振り返った。

今年も最終戦を残すのみ。ぜひ鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラを楽しんでほしい。

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