MENU

  • TOP
  • Headline News
  • 第3戦Preview シリーズは夏の中盤戦へ突入。舞台は超高速バトルの富士

Headline News

第3戦Preview シリーズは夏の中盤戦へ突入。舞台は超高速バトルの富士

2017年7月5日

 

4月に鈴鹿サーキットで開幕した全日本スーパーフォーミュラ選手権は、5月末に岡山で行われた第2戦から1ヶ月余りを経て、いよいよ夏の中盤戦に入る。シリーズは全7戦・9レース。すでに2大会・3レースを終えていることもあり、今回の第3戦あたりから上位陣はドライバーズタイトルを視野に入れつつ戦うことになる。一方、ここまでの3レースでまだ納得の行く結果を出せていないドライバーたちにとっては、そろそろ巻き返しを図らなければならないポイントだ。そんな今回のレースの舞台となるのは富士スピードウェイ。すでに半世紀以上の歴史を刻む、国内有数のインターナショナル・サーキットだ。このサーキットの特徴は、やはりロングストレート。そこから1コーナーにかけては、過去にも多くの名場面が演じられてきた。またダンロップコーナー進入のブレーキングなど、いくつかのオーバーテイクポイントがあり、常にエキサイティングなレースが展開される。

そんな富士では、3月にオフシーズンのテストが実施されているが、速さを見せていたのはVANTELIN TEAM TOM’S。イタリア・モンツァで行われたWEC・世界耐久選手権のプロローグと日程が重複したため、レギュラードライバーのアンドレ・ロッテラー&中嶋一貴は不参加だったが、代役として走った平川亮が総合トップタイムをマーク。同じくジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが2番手タイムを刻み、チームとしての好調ぶりを見せつけた。では、今回のレースでもVANTELIN TEAM TOM’Sがそのままブッちぎりの速さを見せるのかというと、季節も違うということで、そう簡単には行かない雰囲気もある。開幕戦・鈴鹿では、テスト時の速さをそのままに一貴がポール・トゥ・ウィンを果たしているが、岡山ではノーポイント。鈴鹿を5位で終えたロッテラーは、岡山で巻き返してポイントリーダーに立っているが、一貴、山本尚貴、石浦宏明、関口雄飛までのトップ5は2ポイント以内という僅差で並んでいる。中でも、岡山のレース2では、関口のペースがロッテラーや石浦を凌駕。昨年、関口自身が初表彰台を獲得している富士に向けて、弾みがついている。しかも、関口が所属するITOCHU ENEX TEAM IMPULは、これまでも毎年のように富士で優勝争いを演じてきた。チームとして得意なコースでもあるだけに、今回も軸になってくる可能性が高い。同様に、富士がホームコースということで、上位争いを展開しそうなのは、P.MU/CERUMO・INGING。さらに、今季2台体制になったTEAM MUGENもホンダエンジンユーザーの中では、波に乗っている。KCMGに移籍した小林可夢偉も今季は随所で速さを見せており、そろそろ上位争いに加わりたいところ。今年のル・マン24時間レースの予選では、コースレコードを更新する世界的な速さを見せているだけに、ドライバーとしての可夢偉の力は折り紙つき。セットアップが上手くハマれば、一気に上位に食い込んでくるのは間違いない。こうした実力派のチーム&ドライバーとVANTELIN TOM’Sが、どんな戦いを繰り広げるのか。そのあたりが全体としては見どころとなりそうだ。

一方、今季はルーキーたちの頑張りも注目のポイント。来季のF1昇格が確実視されているピエール・ガスリーのみならず、実力派ルーキーがズラリと揃っているからだ。岡山で初表彰台を獲得しただけでなく、ほとんど唯一のオーバーテイクシーンを見せたニック・キャシディ。そのチームメイトとして3レース目にして早くもフロントロウを奪った山下健太。岡山のレース2ではトップ争い以上のハイペースで飛ばしに飛ばし、表彰台まであと一歩に迫った“レース職人”フェリックス・ローゼンクヴィスト。こうした若手たちの活きのいい走りが今季はシリーズを活気づけている。経験という意味ではまだベテランに敵わない部分もあるかも知れないが、彼らの中からニュースターが誕生するのは間近だ。

 

それだけ魅力的なドライバーたちが揃うスーパーフォーミュラで、今季唯一となる富士のレースだが、まずは金曜日に行われる専有走行の結果に注目。ここでマシンの仕上がり具合がどうなのか、良し悪しがある程度見えてくるのでチェックして欲しい。幸い週の前半に台風3号が日本列島を横断したため、金曜日の天気予報は晴れ。走行自体は1時間となるが、各車持ち込んだセットアップの確認や予選シミュレーションを行うことはできそうなので、誰が好タイムを刻むのかを見ることができる。
そして、土曜日の予選だが、富士はとにかく各車のタイム差が小さい。わずかコンマ1秒の差で、ポジションが3つ、4つ変わってきてしまう。それがQ1からQ2、Q2からQ3への壁となってしまうシーンも多々ある。そこにはもちろんクルマの仕上がりの差もあるが、ドライバーがいかに細かなミスなく走れたかということも関係してくるだけに、できればコースサイドでの走りを見ていただきたいところだ。ただし、予選でPPを獲得したからといって、そのまますんなり逃げ切れないというのも富士の特徴。セカンドロウあたりまでに入れば、スタートやコース上でのオーバーテイク、ピット作業で順位が入れ替わる可能性は充分。距離が250kmということで給油は必要となりそうだが、どのタイミングでピットに入るのか、タイヤは交換するのか。チームによって作戦も別れて来そうなので、そこも見所だ。しかも、週末の天気がどうも微妙な様相となってきた。ひょっとするとレース途中でドライからウェットに、あるいはその逆でウェットからドライになるパターンが考えられるほか、完全な雨ともなればオーバーテイクシーンが増える可能性もある。決して単調にはならないのが富士のレース。その一瞬一瞬を見逃さず、目の奥に焼き付けて帰っていただきたいところだ。

 

Race Format: 第3戦 富士スピードウェイ
決勝レース距離: 250.965 km(4.563km×55周)*最大1時間40分
予選方式: ノックアウト予選方式 Q1(全車): 20分間 → Q2(14台): 7分間 → Q3(8台): 7分間
タイヤ: 横浜ゴム製ワンメイク/ドライ、ウェット 各1スペック
タイヤ使用制限
・ドライ(スリック): 競技会期間中を通して6セット
内訳:新品4セット。前戦までに使用した“持ち越し”タイヤ2セット
・ウェット:競技会期間中を通して4セット
決勝中のタイヤ交換義務 なし
燃料最大流量(燃料リストリクター) 95kg/h(129.6L/h)
オーバーテイク・システム(OTS) 最大燃料流量10kg/h増量(95kg/h→105kg/h)
*1回につき20秒間作動×レースを通して5回まで作動
*1回の使用による燃料消費増加は55.6g(約75.8cc)。5回使用で277.8g(372.6cc)増。
決勝中の給油作業義務 なし

備考(観戦のポイント
■燃料タンク容量: およそ90+L
* 満載時のガソリン重量 約70kg
* 燃料流量上限(リストリクター)95kg/hにおける燃料消費2.3km/Lと仮定した場合、レース完走に必要な燃料総量は約109L+低速周回3周分(ピット→グリッド/フォーメーションラップ/ゴール→車両保管)+OTS作動による消費量増加分
* 上記想定で1周あたりの消費量 約2L 重量にして約1.45kg
上記想定に基づく”ピットウィンドウ”(燃料補給のピットストップが1回で済む周回数)は8周完了~46周までの間のどこか、と見込まれる。(極端な燃料消費節約走行をしないという前提で)
燃料補給におけるガソリン流量が毎秒2.3L(1.7kg)程度か? フルタンクでスタートした場合、上記必要量まで補給するのに要する給油リグ接続時間は推定7.5~8秒。
ピットレーン作業者(最大6名、うち1名は誘導専従)のうち1名が燃料補給を行い、もう1名が消火器を持つので、残り3名でのタイヤ交換は、しない/ジャッキ担当を除く2名の作業で1~2輪交換であれば、ロスタイムなしで可能。
メカニック3名でタイヤ交換(4輪)を行う場合、それに要する時間は14秒程度。このタイヤ交換を行っている間ずっと燃料補給装置を車両に接続し続けた場合(抜き差しの所要時間を除いて12.5秒程度)、スタート時の燃料搭載量を11.5L(8.4kg)ほど減らすことが可能。
*上記想定値についてはいずれも実戦観察からの概算であって正確なものではない。あくまでレース観戦の参考までに。
■ピットレーン速度制限:60km/h
■レース中ピットレーン走行によるロスタイム: 30秒弱(近年の富士ラウンドの状況から概算した目安程度の値)
ピットストップによって”消費”される時間はこれに作業の静止時間が加わり、タイヤ交換(とくに4輪)を行った場合はコースインしてから作動温度域に達するまでのロスタイムが加算される。富士スピードウェイではアウトラップで1秒程度か。

GO TO TOP

CIRCUIT

  • 鈴鹿サーキット
  • オートポリス
  • スポーツランドSUGO
  • 富士スピードウェイ
  • ツインリンクもてぎ
  • 岡山国際サーキット

FACEBOOK

TWEET #SFORMULA

LINKS

Series Partner

  • 本田技研工業株式会社
  • トヨタ自動車株式会社

Series Supporter

  • 横浜ゴム株式会社

Promotion Partner

  • 日立オートモティブシステムズ株式会社
  • ソニー RX0
  • 人気酒造株式会社

Broadcast Partner

  • BSフジ
  • 株式会社ジェイ・スポーツ