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No.16 山本尚貴が2年ぶりのポール・トゥ・ウィン! 開幕戦 決勝レポート

2018年4月22日


 週末を通して、最も暑い1日となった4月22日(日)。三重県 鈴鹿サーキットでは、全日本ス―パ―フォーミュラ選手権 開幕戦の決勝戦が行われた。今年は、ミディアムとソフト、2種類のタイヤを必ず一度は使用しなければならないというレギュレーション。そのレギュレーションのもと、今回の開幕戦は従来よりも長い300㎞という距離で争われたが、チームによって戦略が分かれ、最後まで目が離せない展開となった。その中で、ホールショットを決めて序盤にトップを守り切ったことが鍵となり、ポールポジションのNo.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)が2年ぶりの優勝を飾った。これに続いたのは、予選14番手から浮上し、最後は山本を追い詰めたNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。3位にはスタートのミスをコース上で挽回したNo.5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入賞。以下、No.1 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、No.65 伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)、2ピット作戦を敢行したNo.17 塚越広大(REAL RACING)、予選15番手から大きくポジションアップしたNo.3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)、No.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)までがポイントを獲得している。


 気温26℃、路面温度が40℃まで上昇し、汗ばむようなコンディションの下、いよいよ今シーズンの全日本スーパーフォーミュラ選手権の幕が上がる。緊張感漲るサーキットにエンジン音が轟き、午後1時50分にフォーメーションラップがスタートした。このスタート時のタイヤ選択がチームによって分かれる。予選上位6番手までの山本、No.15 福住仁嶺(TEAM MUGEN)、野尻、伊沢、塚越、石浦まではミディアムを選択。一方、7番手の一貴以下、No.20 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、No.2 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、No.18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)はソフトを選択。11番手グリッドのNo.64 ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)はミディアムを選んだが、その後ろでは、No.6 松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、No.4 山下健太(KONDO RACING)、関口、キャシディはソフト。さらに、No.8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)はミディアム、No.50 千代勝正(B-Max Racing team)はソフト、No.37 ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)とNo.7 ピエトロ・フィッティパルディ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)はミディアムを選んでいた。

 1周の隊列走行を終えて、全車が正規グリッドに着くと、シグナルオールレッドからブラックアウト。ここで好スタートを決めてトップのポジションを守ったのは山本。福住もスーパーフォーミュラでは初めてのスタートを無難にまとめて、2番手で1コーナーに入って行く。予選3番手だった野尻は、出足こそ良かったものの、その後失速。代わって、伊沢が3番手、塚越が4番手、一貴が5番手に浮上した。だが、スタートでポジションを上げて一貴の後方に迫った国本が、2コーナーからS字にかけて、一貴を攻略。5番手の座を奪っている。


 その後、オープニングラップからポジションには入れ替わりが出てくる。まず最初のシケインのひとつ目進入で、塚越が伊沢のインを差し、3番手に浮上。また、同じシケインでは、野尻が一貴をオーバーテイク。スタートでの出遅れをリカバリーし、6番手までポジションを戻してくる。さらに3周目の1コーナーで、塚越が大外狩りで福住をオーバーテイク。山本の背後に迫った。そこからは、山本と塚越のオーバーテイクボタンを使いながらの激しい攻防が演じられたが、塚越はなかなか山本の前に出ることができなかった。一方、3番手の福住は、前の2台からは少しずつ離され、一人旅状態となった。この時、4番手を走っていた伊沢は、国本、一貴、野尻、山下、平川、石浦を後方に引き連れる形。7台ほどが1パックの中で、周回を重ねた。

 51周で争われるレースは、10周を過ぎたところから早くもピットに動きが出る。ここで12周を終えて真っ先にピットに入ったのは、山下。満タンでスタートしても、燃料補給のウィンドウが開くのは、15周以降と見られていただけに、予想外に早いピットインだった。これに続いて、15周を終えたところでピットに入ったのは、松下。その翌周には、14周目から15周目にかけて松下や石浦をかわしたキャシディ、可夢偉、千代もピットに入り、給油とタイヤ交換を行って、コースへと戻った。さらに、17周を終えたところでは、平川もピットイン。平川は、14周目のヘアピンで野尻を捉え、7番手まで浮上していた所。ピット作業を終えると、キャシディの前でコースに戻っている。さらに、18周を終えたところで、国本と一貴がピットイン。国本は山下の後ろ、一貴はキャシディの後ろでコースに復帰。それぞれピットイン前よりもポジションを落とす格好になった。その翌周、19周を終えたところでは、塚越がピットイン。塚越はラップタイムから見てスタート時の燃料搭載量が軽く、この時の給油も短めだったため、2ピット作戦を敢行していると見られた。


 20周を終えた時点で、見た目上の順位は、山本、福住、伊沢、野尻、関口、石浦、カーティケヤン、ロシターがトップ8。以下、ピットに入った塚越、山下、平川、国本、キャシディ、一貴、松下というオーダーになっていた。

 その後、24周を終えたところで、ピットに入ったのは関口。ソフトタイヤでスタートした中では、最後にピットに入った関口は、今日一番素早い作業でコースに復帰している。その背後に迫ったのが、平川。アウトラップの前半に、関口を攻略するしかポジションアップのチャンスがなかった平川は、ヘアピンの進入で関口のインに勢いよく飛び込む。しかし、充分なスペースがなく、平川は関口のクルマに乗り上げてしまい、宙を飛んでコースアウト。残念ながら、シリーズ復帰第1戦をリタイヤで終えることになってしまった。一方の関口は、ミディアムタイヤに交換してから、好タイムを連発。まだピットに入っていない前方集団との見えない差を削り取って行った。


 その前方集団の中で、29周を終えて最初にピットインを行ったのが、4番手を走行中だった野尻。だが、作業を終えた野尻がコースに戻った時には、関口が先行していた。野尻の動きを見て、その翌周、30周を終えたところでピットに向かったのは伊沢。だが、伊沢がコースに戻った時には、野尻が先行。ポジションの入れ替わりが起こっていた。さらに、31周を終えたところで、福住がピットへ。その福住もコースに戻った時には、関口の先行を許している。しかも、アウトラップを走る福住のクルマにはミッションに異変が発生し、スローダウン。ヘアピンの進入から、ギヤがスティックしてしまう症状が出たということで、福住はシステム再起動など、できる限りの作業を行ったというが、トラブルは解消されず、そのままピットへ入る。そして、リタイヤすることとなった。

 そして、いよいよトップの山本がピットに入ったのは、32周終了時。同時に、石浦もピットに入った。作業を終えた山本は、塚越の後ろ、山下の前でコースに復帰している。さらに、33周までミディアムタイヤで引っ張ったカーティケヤンもピットイン。これで全車が1回のピットインを済ませた。


 その翌周には、予想通り、2ピット作戦を採っていた塚越が2度目のピットイン。37周を終えると、山下も2回目のピットへ。わずか12周で最初のピットを行った山下もまた、2ピット作戦を予定していた。
 これで全車が予定されていたピット作業を終えると、山本はトップに復帰。これに関口、野尻、石浦、伊沢、国本、キャシディ、塚越、一貴というオーダーに。そこから塚越は、41周目のS字でキャシディをオーバーテイクしひとつポジションを上げる。さらに、42周を終えたところで、国本が予定外のピットイン。1回目の作業時に燃料が上手く入っていなかったということで、国本は予定外のピットインをし、スプラッシュ。これにより、塚越はもうひとつポジションを上げ、6番手に浮上した。塚越は、そこからタイヤの状況が良かったこともあり、伊沢に迫って行った。


 一方、トップ争いも次第に白熱し始める。関口がミディアムタイヤで山本を上回るタイムを連発。10秒以上あった差を詰めていく。周によっては1秒以上も差を詰めてくる関口に対し、山本も必死の走りで逃げを打った。そして、51周を終えて、チェッカー。山本は関口の猛追を退け、2016年の開幕戦以来、2年ぶりの優勝をポール・トゥ・ウィンで飾った。これに続いたのは、関口。以下、ピット作業でポジションを上げた後、好ペースで走り切った野尻、さすがのレース運びを見せた石浦、最後まで接近戦バトルを演じた伊沢、塚越と続いた。

 次戦、舞台となるのは大分県 オートポリス。鈴鹿以上に最後の上り区間でタイヤに負担がかかると言われているコースだけに、2スペックのタイヤでどんなレースが展開されるのか。いずれにしても、開幕戦を見る限り、次戦以降も見どころ満載となりそうだ。


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