作戦計画01 : 開幕直前! 第1戦鈴鹿サーキットに向けて

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TEAM 無限

15西口 佳宏

ドライバー:佐藤 琢磨

1.2013年仕様のタイヤについて〜鈴鹿実戦に向けたシャシー・セッティングについて
Q今年使用する新しい仕様のタイヤは、実際に走らせてみて、どんな特性だと受け止めていますか?
Aグリップは高く、タイムダウンの少ないタイヤだと思います。
Q現状、新しいタイヤに合わせたセッティングはどんな方向になりそうですか?
Aフロントのグリップがより高いようなのでリア寄りになるのでは?
Qとくに鈴鹿サーキットにおいてセッティングの「鍵」となるコーナー、セクションはどのあたりだと考えていますか?
AS字ではないでしょうか?
2.今回の鈴鹿ラウンドにおけるレース・フォーマットについて
Q「レース距離300km、燃料タンク容量制限なし」という条件に対して、作戦立案において特に検討を要するポイントはどこですか?
Aタイヤのもち、大きなタイムダウンなく何周走れるか。
Q燃料タンク容量制限なし、という昨シーズンとは異なる条件(今年も今回のみ)に関して、マシンの準備においてとくに留意されている点は何ですか?
Aフルタンクでのマシンのパフォーマンス
Q現時点で、レース戦略(ピットストップとその内容)に関し、オプションを何種類ぐらい想定していますか?
(よろしければ今回、そうしたオプションを考える時に考慮されている要素についても、可能な範囲で教えてください。)
A2案。予選ポジション、燃費、給油時間、レースラップ、タイヤ交換時間、タイヤのもちを考慮して考えます。 2ストップやるチームもあるのかな?
Q新仕様のタイヤで300kmのレースを走るにあたって、磨耗〜性能低下についてのデータは取れていますか? 当該週の走行が始まってからさらに確認する必要はありそうですか?
A3月のテスト時にロングランをやりましたが、最終的にはレースウィーク日曜の朝のデータが一番信用できるのではないでしょうか?
3.ドライバーとの連携について
Q今シーズン、担当するドライバーが変更になった方々へ: ドライバーとのコミニュケーション、ドライビングの個性の把握は進んでいますか?
Aツーカーとはいきませんが、徐々に理解を深めているところです。あまり日本にいないので、やり取りが大変です。
Q新仕様のタイヤについて、ドライバーはどのようにドライビングを組み立て、どんなコメントをしていますか?
A初期反応が良くなった。タイムダウンが少ないと言っていました。車の特性は、変わっていないので大きくスタイルを変えることはないです。セットアップを変更しアンダーにもオーバーにもなります。