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Rd.1 Suzuka Circuit

  • 公式予選:2010年4月17日(土)
    決  勝:2010年4月18日(日)
  • 鈴鹿サーキット:5.807 km

Free Practice

今季最初の公式セッション、小暮卓史がコースレコードでトップを奪う

2010-04-17 □天候:晴|コース:ウェット/ドライ

 昨年のシリーズ最終戦から半年余り。4月17日(土)に、いよいよ今シーズンのフォーミュラ・ニッポンが、鈴鹿サーキットで開幕した。すでに3月上旬には、2日間の合同テストが行われているが、“レースウィーク”という形で、フォーミュラ・ニッポンマシンが鈴鹿を走るのは、昨年の7月以来。しかも、今回は年に1度、2輪と合同で行なわれる「2&4レース」ということで、土曜日の朝から多くの観客が、サーキットへと足を運んだ。
この日、最初の走行が開始されたのは、午前8時30分から。1時間のフリー走行は、春らしい好天のもとで始まった。セッション開始時の気温は 11℃、路面温度は16℃。しかし、前日に強い雨が降り続いていた影響で、メインストレートをはじめ、路面のあちらこちらが濡れている状況だったため、ウェット宣言が出された。

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 定刻通り、セッションが開始されると、まず数台がウェットタイヤを装着してマシンの状況を確認。ここからルーキードライバーの№7ケイ・コッツォリーノ (Team LeMans)や№29井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)は、ある程度周回を重ねていく。一方、ベテラン勢は、路面の好転をピットで待つことになった。ようやく各マシンが前回の富士テストから持ち越したユーズドのスリックタイヤで本格的な走行に入ったのは、セッションが丁度折り返しに差し掛かったあたりから。№10塚越広大(HFDPレーシング)が1分41秒509というタイムをマークしたのを合図に、各ドライバーが次々と自己ベストタイムを更新していく。この頃、ようやく初めてコースに入ったのは、№36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S)。ロッテラーはコースに入ると、計測4周目に1分41秒010というタイムをマークし、この時点でのトップに立つ。残り時間が約15分となった時点で、このロッテラーのタイムを上回り、最初に1分40秒台に入ってきたのは、№32小暮卓史(NAKAJIMA)。しかし、間もなくロッテラーがこれを上回り、1分40秒534までタイムを伸ばし、これがユーズドタイヤでは最速タイムとなった。

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 その後、ほとんどのマシンはピットに戻り、マシンを微調整。セッションの残り時間が10分を切った所で、半分ほどのドライバーがいよいよニュータイヤを装着し、今日最初のタイムアタックシミュレーションを行なった。ここで、今までのコースレコードを上回る1分39秒764というトップタイムを叩き出したのは小暮。これに僅か100分の7秒差でロッテラーが続く。さらに、3番手には№8石浦宏明(Team LeMans)と、オフのテストから好調だったドライバーたちが上位に並ぶ。以下、塚越、№19J.P.デ・オリベイラ(Mobil1 IMPUL)、ルーキーの№31山本尚貴(NAKAJIMA)と続いた。ディフェンディング・チャンピオンの№1ロイック・デュバル(DoCoMo DANDELION)は、このセッションではニュータイヤを使用せず。しかし、ユーズドでのタイムを見ると、1分40秒816と充分にトップを狙える仕上がり。午後1時半から行なわれるノックアウト予選では、デュバルが、小暮やロッテラー、石浦らの間で繰り広げられるであろうPP争いに加わってくるのは間違いないだろう。

 

ポールの自信は70パーセント
トップタイム No.32 小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)
 最初は濡れている箇所が結構あったのですが、最後のほうは路面がいい状況の中で走ることが出来て良かったと思います。トップタイムで終えることは出来たんですけど、2位とのタイム差は非常に小さいですし「全然気は抜けないな」、という印象です。マシンについては、テストの時から大きな変更はしていません。テストの時はもっと速いタイムを出していますが、タイヤが違う中で今回もちゃんとアジャスト出来ていると思います。GTのほうでも今、いい流れが来ていますし、今日はなんとかポールポジションを獲って明日のレースに弾みをつけたいですね。去年に比べると周りも速くなっていることを感じますが、70パーセントくらいの自信はあります。

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