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Rd.5 Sportsland Sugo

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 約2ヶ月という長いインターバルを経て、いよいよ来週末、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンがシリーズ後半戦に突入する。ここから残るは3戦。チャンピオンシップ争いは、前戦・ツインリンクもてぎでのレースの結果、超激戦となっており、タイトルを狙うチーム&ドライバーにとって、ここからは1戦1戦、一瞬たりとも気の抜けない戦いが展開されることになるだろう。


コース幅の狭いSUGOは予選のポジションが勝敗を分ける?!
 その緊張感溢れるシリーズ後半戦、最初の戦いの舞台となるのは、宮城県・スポーツランドSUGO。SUGOは、森の中を走る景観の素晴らしいサーキットだが、その特徴は、前半のテクニカル区間と、後半の高速区間がバランス良く合わさっていることだ。特に、最終コーナーは10%という急勾配の上り坂を伴う高速コーナー。このコーナーは、国内でも屈指のチャレンジングなコーナーと言われており、ドライバーたちにとっても走りがいのある場所となっている。但し、菅生はコース幅が比較的狭く、またストレートがそれほど長くないため、オーバーテイクは容易ではない。その点では、予選のポジションが非常に重要になってくるとも言える。まずは各ドライバーの予選アタックに注目だ。
決勝に関しては、距離が230㎞と若干短め。タイヤ交換の義務付けはない。しかし、多くのチームは、給油を行なうものと見られている。この際に、タイヤを何本交換するのか。何秒給油をするのか。そのあたりは、各チームの作戦が分かれるところだろう。それによって、スタート時の燃料搭載量にも違いが出てくるはず。このあたりも勝負の鍵を握るものと思われる。


今大会からパワーステアリングが導入 また、今回の大会で注目されるのは、パワーステアリングの導入。チームの意見を総合すると、パワーステアリングを使用することで、劇的にラップタイムが上がることはないということだが、間違いなくドライバーの体力的な負担は減る方向。特に、決勝レースでは、ドライバーの集中力がより持続することが期待されており、その分、今まで以上に接近戦の迫力あるバトルが演じられるのではないかとも見られる。さらに、今大会からは、エンジンサプライヤーであるトヨタ&ホンダが、シリーズ後半戦用のエンジンを投入。このあたりの戦いもどうなるのか、興味深いところだ。


SUGOを得意とする小暮に注目!
 ドライバーとしては、前戦、ついにJ.P.デ・オリベイラに1ポイント差と迫った小暮卓史が今回のキーパーソン。小暮は、SUGOを非常に得意としており、どのカテゴリーでも絶対の自信を持っている。その小暮が、ここで開幕戦以来の優勝を果たして、シリーズのリーダーとなるのか。あるいは、オリベイラが小暮の前でゴールして、トップの座を守るのか。はたまた前戦・もてぎで優勝し、勢いに乗るロイック・デュバルが、昨年優勝しているSUGOを制して、タイトル争いをより激戦にするのか。平手晃平やアンドレ・ロッテラーは? いずれにしても、今回のレースは、終盤の流れに影響する重要な一戦。各チーム&ドライバーにとって、プレッシャーのかかる真剣勝負だ。

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