2010 フォーミュラチャレンジ・ジャパン第3戦、第4戦の公式予選は6月12日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
8時より第3戦の公式予選が15分間で行われた。 セッションが進むにつれて空は徐々に明るくなり、終始路面コンディションはドライだった。
序盤トップに立ったのは先月ツインリンクもてぎで行われた第1戦、第2戦を共にポール・トゥ・ウィンで飾った#1中山雄一。
昨日のフリー走行でもトップタイムを記録していた中山は1分45秒台から走り出すと、2周目のアタックで早くも1分43秒793をマーク、その後も快調に周回を重ねて1分43秒132と昨日までのフリー走行での自己ベストタイムを上回り、2位#7 平峰一貴を0.4秒引き離してポールポジションを獲得した。
2番手平峰に続いて3番手には#20 松井孝允がつけ、ここまでは開幕戦、第2戦で表彰台に上がった3人がここ富士でもトップ3を占めた。
4番手は昨年まで全日本カート選手権KF2クラスを戦っていた16歳のルーキー#4 平川亮。平川は昨日までの専有走行でも総合2番手のタイムを叩き出し、大器の片鱗を覗かせている。
5番手には2年目の#17 石井一也がつけた。第3戦の予選終了後、10分間のインターバルの後、第4戦の公式予選が開始されたが、ここでも 中山の勢いは衰えず、最初のアタックでいきなり1分43秒722を叩き出すと、 その後も快調に1分43秒577、1分43秒315とタイムを縮め、最後は1分43秒226を記録して開幕以来4戦連続のポールポジションを獲得した。
2番手以下は#7 平峰、#12 高星明誠、#20 松井と目まぐるしく入れ替わる展開となり、最終的には#20松井がフロントローを確保したが、松井に続く3番手には終盤徐々に順位を上げてきた#15 白石勇樹がつけることに。白石もまた今年初めてFCJに参戦したドライバーだ。昨年はスーパーFJ 鈴鹿シリーズで2位につけている。
4番手にはまたも#4 平川がつけて好調ぶりをアピールした。
5番手もまた昨年まで全日本カート選手権KF1クラスを戦っていた17歳のルー キー高星がつけた。
第3戦決勝はこのあと12時5分より15周で、第 戦決勝は明日10時55分より21周で行われる。