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2012 Formula NIPPON

Round5TWIN RING MOTEGI

  • Twin Ring Motegi
  • 公式予選
    決  勝
  • :2012年8月4日(土)
    :2012年8月5日(日)
  • ツインリンクもてぎ:4.801 km
    決勝レース:52 Laps [249.652 km]

Free Practice

暑い決勝レースに向け最後の仕上げ
今季初勝利を目指しNo.8 デュバルがトップタイム
2番手に好調の安田、ポールのデ・オリベイラは4番手。TOM'Sは黄色信号!?

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No.8 ロイック・デュバル

2012-08-05 □天候:晴れ コース:ドライ 気温/路面温度:29℃/39℃(開始) - 29℃/39℃(終了)

 8月5日、第5戦ツインリンクもてぎの決勝日を迎えた。昨日に続き、この日も朝から30度近い暑さとなった。さらに気温、路面温度が高くなる午後の決勝に向け、最後のセッティングをするため、各車は積極的に周回した。
 セッション序盤、昨日ポールポジションを獲得したNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が1分38秒802でトップとなる。予選では上位陣が1分34秒台を記録していたが、ここでは決勝を見据えてのセッティングのため、1分37〜38秒台での走行が基本となりそうだ。デ・オリベイラのタイムは、昨日の予選で自己最高位8位を記録したNo.3 安田裕信(KONDO RACING)が 1分38秒761で更新される。このタイムもNo.8 ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)、No.41 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、No.41 塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続々と塗り替える。そして、再度デ・オリベイラが1分38秒147でトップを取り返す。だが、それもわずかな時間。No.10 金石年弘(HP REAL RACING)が1分38秒051を記録して、最上位に名前を刻んだ。

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No.3 安田裕信
 しばらく金石のトップが続いたが、セッションの折り返し、15分経過時点で安田が1分37分938とついに37秒台に入れて1番となる。この時点で2番手は伊沢、3番手以降はデ・オリベイラ、そして金石、塚越と続く。
 路面温度も39度とかなり高いだけに、もうタイムアップはないかと思われたが、ラスト5分にデュバルが1分37秒735を記録してトップに立った。さらにチェッカーラップに、それまで17番手だったNo.7 大嶋和也(Team LeMans)が1分38秒045を出し5番手に浮上した。
 これで、このセッションのトップは予選6位のデュバル。2番手に予選8番手の安田、3番手は予選9位の伊沢が上位に並び、ポールポジションのデ・オリベイラ4番手。以降、大嶋、金石、塚越、小暮のトップ8となった。

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No.40 伊沢拓也
 予選2位のNo.20 松田次生(TEAM IMPUL)は13番手、同3位のNo.2 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)は16番手、同4位のNo.1 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)は15番手と下位に。だが、TOM'Sのふたりのコンスタントラップを見ると1分38秒台を並べており、決勝に向けてガソリン満タンでの走行やタイヤの消耗チェックをしていたと思われる。また、このセッションの上位の中には燃料を少なくしてタイムを出した者もいるだろう。それだけに決勝の展開はこのタイムだけでは読み取れない。また、もてぎの上空には黒い雲もあり、天気予報では午後ににわか雨の可能性も示唆されている。シリーズも終盤戦を迎え、チャンピオンシップでの正念場でもある。注目の第5戦決勝レースは、14時ちょうどにスタートする。

フリー走行2回目 トップタイム
No.8 ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)
 今朝は路面コンディションがどんどん変わって行ったし、僕はただクルマを温めて、ドライブしただけっていう感じだった。レインタイヤで走るには、水の量が十分じゃなかったしね。だから、最後にスリックタイヤをつけて走ったんだ。スリックで走るのも難しかったけど、それでも作動してくれたから、タイムが出たんだよ。でも、基本的にはクルマのチェックをしただけっていう感じだった。決勝は8番グリッドからっていう、かなりガッカリなポジションからスタートすることになる。予選で起こったことに対しては、怒りも感じているし、欲求不満も残っているね。だけど、レースではベストを尽くすし、表彰台に上がりたいと思っているよ。

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