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2017 SUPER FORMULA

Round1 Suzuka Circuit

  • Suzuka Circuit
  • 公式予選 4月22日(土) / 決勝レース 4月23日(日)
    鈴鹿サーキット : 5.807 km

Free Practice

Result Review

フリー走行2回目は赤旗終了、トップタイムは関口雄飛

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No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

清々しい朝を迎えた日曜の鈴鹿サーキット。午前8時50分にスタートした30分間のフリー走行は、今シーズン初戦の戦いを見据え、最後の調整作業を兼ねたセッションとなった。そんななか、終了まで6分を残し、No.36 アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)がS字でスピンし、コース上にストップ。結果、約5分残っていたセッションは赤旗中断をもって終了する。これにより、No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が終盤にマークした1分39秒455がトップタイムとなり、No.40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、No.64 中嶋大祐(TCS NAKAJIMA RACING)がトップ3となった。

2017-04-23 天候:晴れ コース:ドライ

気温20℃、路面温度25℃というコンディションの下、ピットロード出口には、開始前から早くも多くの車両が並び、グリーンシグナル点灯を待った。最初にロッテラーがコースイン、No.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)、No.41 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、No.15 ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)、野尻らがそれに続き、間もなく全車がコースへと入って行った。アウトラップでピットに入って、タイヤ交換練習やスタート練習を行うドライバーもいたが、山本やガスリーらは最初から連続周回を行っている。

セッション開始から10分を過ぎると、トップタイムは1分40秒前半から1分39秒台へと入って来る。その中で、まず1分39秒508をマークしたのが野尻。一方でドライバーの多くは、決勝に向けて車高の調整や足回りの変更など、セッティングの微調整を続けながら徐々にタイムアップを果たしていく。中には、No.20 ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がエアジャッキを使って4本のタイヤ交換をシミュレートする姿もあり、各チームがどのようなピット戦略を立てるのか、興味深い様子が見られた。

セッション折り返しを前には、No.18 小林可夢偉(KCMG)が2番手へ浮上。予選で車両トラブルが発生、アタックチャンスを逃した小林だが、決勝に向けて流れを取り戻すべく、最終調整を進めた。さらに、残り時間10分を前にして、昨シーズンのチームチャンピオンであるP.MU/CERUMO・INGINGやVANTELIN TEAM TOM'Sが、タイヤ1輪交換あるいは前後どちらかの2本交換など、決勝の作戦を考えてさまざまなシミュレートを行った。これとほぼ同じタイミングで自己ベストタイムを更新したのが、関口。関口は、さらにタイムアップを狙ったが、その矢先にS字コーナー2つ目でロッテラーがスピンを喫し、コース上にストップ。これで赤旗中断となり、そのままセッションが終了している。

午後1時40分にスタートを切る決勝。約203km、35周の戦いでは1本以上のタイヤ交換が義務化されており、各チームがどのような戦略をもって挑むのか、注目が集まる。

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No.40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

トップタイムをマークしたが、正直なところまだ手応えはない

フリー走行2回目 トップタイム
No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

photo 最初は燃料が軽い状態でコースインしました。内容としては、昨日のおさらいというか、今後のために気になるところがどうなっているのかを確認しました。計測2周でピットに戻って燃料を積んで、今度は決勝セットの確認。車高のアジャストなどをしました。その程度です。ピット作業中にタイヤ交換のシミュレーションをしましたが、(4本タイヤ交換のヤン・マーデンボローに対し)僕はフロント2本交換をしました。決勝でどうするかはこれからの話ですが、チームがどちらでも対応できるように準備してくれています。トップタイムをマークしたとはいえ、正直なところまだ手応えはないです。順位ほどの内容じゃないですよ。クルマのフィーリングがまだ悪いんで、決勝に向けてなんとか方向性を見つけていきたいですね。