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Rd.1&2 FUJI

  • 公式予選:2009年4月4日(土)
    第1戦決勝:2009年4月4日(土)
    第2戦決勝:2009年4月5日(日)
  • 富士スピードウェイ:4.563 km
    第1戦決勝レース:15Laps = 68.445km
    第2戦決勝レース:21Laps = 95.823km

Qualifying

Rd.1/2 富士 公式予選レポート

フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)は4月4日(土)、いよいよ09シーズンの幕を開けた。初戦の舞台は静岡県の富士スピードウェイ(一周4.563km)で、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンおよび全日本フォーミュラ3選手権との併催となった。
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 午前8時40分から始まったFCJ第1戦の予選(15分間)は、参戦2シーズン目となるNo.16 蒲生尚弥の独壇場になった。使用するピットガレージの位置関係によりコースインが集団の後方となったNo.16 蒲生は、前方を走行する車両との間隔をやや空け気味にしてタイムアタックを開始した。タイヤが温まり始めた計測2周目に全18人中ただひとり1分42秒台に乗せ、さらには周回毎に自己最速タイムを更新して首位の座を譲らないという状況だった。
 計測3周目にはNo.4 佐々木大樹やNo.1 中山雄一が1分42秒台後半に乗せてきたものの、コントロールラインを最後に通過するNo.16 蒲生が1分42秒511を記録してふたりのタイムを引っくり返した。

 計測4周目にはNo.2 石井一也やNo.5 銘苅翼、No.8 大谷飛雄やNo.4 佐々木が1分42秒台半ばまでタイムを縮めるものの、この周もNo.16 蒲生が最後に1分42秒403を記録して引っくり返した。
 そのうち順調にタイムを縮めるNo.16 蒲生に食い下がるライバルは徐々に減っていき、終盤はNo.4 佐々木との一騎討ちになった。計測5周目にNo.4 佐々木が1分42秒302で暫定的に首位に立つと、同じ周回の最後にNo.16 蒲生が1分42秒200で首位を奪い返した。計測7周目にNo.4 佐々木が1分41秒979のタイムで暫定的に首位に立つと、同じ周回の最後にNo.16 蒲生が1分41秒884で首位を奪い返した。計測8周目にはNo.4 佐々木が1分41秒957までタイムを伸ばすも、これでは暫定的にも首位には立てなかった。
 結局、15分間の時間切れで計測8周目をこなせなかったNo.16 蒲生が、ライバルよりタイムアタックの機会が1周少なかったにもかかわらず、09シーズン最初のポールシッターとなった。以下、2番手には参戦2シーズン目となるNo.4 佐々木、3番手には参戦2シーズン目で全18人中ただひとりFCJ優勝経験のあるNo.5 銘苅。4番手と5番手にはいずれも参戦1シーズン目となるNo.8 大谷飛雄とNo.18 大谷涼、6番手には参戦2シーズン目となるNo.1 中山が就けた。
 10分間のインターバルののち、午前9時05分からFCJ第2戦の予選(15分間)が始まった。すでにタイヤが温まっていたこともあり、上位陣は計測1周目から1分42秒台に乗せてきた。ここでもNo.16 蒲生が好調を維持し、計測2周目にはただひとり1分41秒台に乗せてきた。第1戦の予選と同様に、No.16 蒲生は周回毎に自己最速タイムを更新して首位の座を譲らないという状況になった。

 しかし、自己最速タイムの更新の幅が少しずつ小さくなっていたNo.16 蒲生に対して、No.4 佐々木やNo.8 大谷飛雄が徐々にタイム差を詰めていった。そうして迎えた計測7周目、自己最速タイムを初めて更新できなかったNo.16 蒲生を尻目にNo.4 佐々木は1分41秒655を記録して逆転、ついに首位に立った。最後の計測8周目はふたりとも自己最速タイムを更新できず、No.4 佐々木がポールシッターとなった。以下、2番手にはNo.16 蒲生、3番手にはNo.8 大谷飛雄、4番手にはNo.1 中山、5番手には参戦1シーズン目となるNo.2 石井、6番手にはNo.18 大谷涼が就けた。参戦1シーズン目のドライバーの健闘が目立った予選だった。

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