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Rd.3&4 FUJI

  • 公式予選:2010年6月12日(土)
    第3戦決勝:2010年6月12日(土)
    第4戦決勝:2010年6月13日(日)
  • 富士スピードウェイ:4.563 km
    第3戦:15Laps = 68.445 km
    第4戦:21Laps = 95.823 km

Race

Rd.4 富士 決勝レポート

2010 フォーミュラチャレンジ・ジャパン第4 戦の決勝は6 月13 日10 時55 分より21 周で行われた。
この日の日本列島は西から天気が崩れ始めており、当初雨が心配されたが、幸い終始ドライコンディションの下、 随所でオーバーテイクシーンが展開される非常に見所の多いレースとなった。

PHoto

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スタートでトップに立ったのはポールポジションの#1 中山雄一。
続いて2番手スタートの#20 松井孝允、3番手スタートの#15 白石勇樹が2位を争い ながら1コーナーへ。一旦は前に出た白石だったが、1コーナー進入で大きく膨らん でしまい、松井に抜き返されてしまう。4番手は#4 平川亮だ。
ところがその後方集団でアクシデントが発生。
1コーナーで行き場を失ってアウトに膨らんだ#11立石燎汰がコースに戻ろうとしてコントロールを失い、#18 中村真志の車体後方に衝突、中村の車両がパーツを落としながらコース上に停止したため、2周目から3周に渡ってセーフティーカーが導入された。
立石はなんとかピットまでは戻ってきたが、そのままクルマを降りることになった。
この件に関し、競技団はレース後立石に1分加算のペナルティを課した。 レースは5周目から再開。 トップの中山はポジションキープで1コーナーをクリア。2位松井、3位白石、4位 平川、5位#12 高星明誠、#10 勝田貴元とここまではグリッド順だ。 しかし6周目の1 コーナーで平川のアウト側に並びかけた高星がスピンオフ、最後尾まで順位を落とした。
これで5位に繰り上がった勝田は10周目に平川を抜いて4位に浮上。抜かれた平川も粘り強く勝田を追う。 勝田は何度も並びかけてくる平川をブロックラインで防ぎつつ、白石との間合いを詰めに掛かる。
1コーナーで白石を捉えるのは難しいと感じた勝田は狙いをダンロップコーナーに 定め、14周目に思い切ってインに飛び込み、白石を攻め落とした。 平川もそれに続いて白石を抜きにかかり、再び4位に。 その後方でも#13 朱戴維、#14 大谷飛雄、#19 元嶋佑弥、#7 平峰一貴らが激しいドッグファイトを展開、次々に朱を攻略して順位を上げていき、最後は白石までを抜き去って、それぞれ5位、6位、7位でフィニッシュした。 一方トップを快走する中山は、リスタート直後からファステストラップを連発する1分43秒台のハイペースで後 続を突き放しに掛かり、6周終わりで1.7秒、7周終わりで2.5 秒のギャップを松井との間に築き上げていく。その差は9 周終わりで4秒、11周終わりには5秒を越えた。
2位を走行する松井も中山には及ばないものの、徐々に3位集団とのギャップを広げていき、終盤は単独走行の状態になった。 結局、中山は2位以下に10秒5もの大差をつけて21周を走破し、開幕以来の連勝記録を4に伸ばした。 2位は松井。3位には勝田。今年フォーミュラデビューの勝田にとってこれが初の表彰台となった。 因みに彼のお父さんはトップラリーストの勝田範彦氏。今週行われていた全日本選手権「久万高原ラリー」で優勝 したとのことで、偶然にも今日は親子で表彰台という勝田家にとっては最高の一日となった。
次戦第5戦、第6戦の舞台は今回と同じ富士スピードウェイ。7月17日、18日開催だ。


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優勝:中山雄一
「4連勝できたことに満足しています。前日はスタートでミスしましたが、良いイメージを作ることができ、今日のスタートは完璧に決められました。トップでセーフティーカーランをやるのは初めてでしたが再スタートもうまくいきました。その後は昨日より路面が良くなってる分、限界まで攻めることができました。次も同じ富士ですが、他のドライバーも段々慣れてくるはずなので、気を抜かずに集中して走り、また連勝したいですね」

2位:松井孝允
「スタートは自分のミスでした。セーフティーカーの後も前に出れなかった。これが勝てなかった原因です。その後は速いラップを歩安定して刻むことができたので、それは良かったと思います。でもブレーキングなど改善すべき点が未だあるので、それを直して、次こそは勝ちたいです」

3位:勝田貴元(東京中日スポーツ賞受賞)
「表彰台に上がることができてほっとしています。昨日は自分のミスもあって、あと一歩3 位に届きませんでしたから、今日はなんとしても表彰台に上がろうと思って走っていました。メカニックの方やトヨタの方にアドバイスを貰ったのが励みになりました。でもここで満足せず、今後も攻めていくことができれば、もっと上のポジションにいけると思うので、トレーニングを続け、クルマの構造ももっと理解していきます」

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