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Rd.5&6 FUJI

  • 公式予選:2010年7月17日(土)
    第5戦決勝:2010年7月17日(土)
    第6戦決勝:2010年7月18日(日)
  • 富士スピードウェイ:4.563 km
    第5戦:15Laps = 68.445 km
    第6戦:21Laps = 95.823 km

Race

Rd.5 富士 決勝レポート

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン第5戦の決勝は7月17日、夏の強い陽射しの下12時55分より15周で行われた。

PHoto

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フォーミュラチャレンジ・ジャパン第5戦の決勝は7月17日、夏の強い陽射しの下12時55分より15周で行われた。
スタートでトップに立ったのはポールシッターの#1中山雄一。スタートで失速したものの2番手スタートの#4平川亮もスタートを失敗したこともあって順位をキープしたまま1コーナーを立ち上がった。
そのすぐ後ろでは4番手から飛び出した#19元嶋佑弥が一気に平川に並びかけ、2位に浮上してきた。さらにその後方からは7番手スタートの#7平峰一貴が4位にジャンプアップ。
中山、元嶋、平川、平峰の順でオープニングラップを終了した。
ところがその後方で#14大谷飛雄、#21近藤翼、#15白石勇樹の絡むアクシデントが発生、2台がコース上にストップしたため、2周目から3周にわたってセーフティーカーが導入されることになった。
レースは5周目から再開されたが、トップの中山は落ち着いてリスタートを決めてトップをキープ、一気に後続を突き放しに掛かる。
その後方では元嶋、平川、平峰による三つ巴の2位争い、さらに後ろでは#20松井孝允と#2野尻智紀による激しいドッグファイトが展開された。
1コーナーやダンロップコーナーで、野尻は再三にわたって松井に並びかけるが、松井も一歩も引かずに野尻を押さえ込む。
しかし11周目の1コーナーで松井がアウトにはらんだのを野尻は見逃さず、クロスラインをとってインに入り込み、5位に浮上した。
一方、2位集団では周回を重ねるにしたがって徐々に平峰が遅れ始め、次第に元嶋と平川の一騎打ちに移行していったが、前との間隔を詰めすぎた平川が何度かコースアウトをしているうちにこの差も開き始めた。
元嶋は終盤ファステストを更新しながら中山を追い上げる。
両者の差は一時2秒以上に広がっていたが、タイヤの内圧の設定の違いから後半ペースの上がらなくなってきた中山に元嶋は徐々に近づいていく。
その差は9周終わりで2.060秒、11周終わりでは1.655秒、12周終わりでは1.467秒だ。
そして遂にファイナルラップを迎えた時点で元嶋は0.749秒差まで中山に詰め寄った。
しかし最後まで100%の走りを心がけたという中山にはあと一歩届かず、15周のレースは終了。
フィニッシュラインを超えたときの二人の差は僅か0.455秒だった。
これで中山は開幕以来負けなしの5連勝を達成。これはFCJにおける最多連勝記録だ。
そして2位には元嶋、3位には平川と今年デビューしたばかりのルーキーが揃って初めての表彰台を獲得した。
次戦第6戦は明日朝8時15分より21周で戦われる。中山の連勝記録はどこまで続くのか、明日も上位からスタートするルーキーたちが一矢報いることができるのか、大いに注目したい。


優勝:中山雄一(東京中日スポーツ賞受賞)
PHoto 「5連勝することができて本当にうれしく思います。スタートではミスから失速してしまいましたが、後続も同じようにミスをしていたので順位をキープできました。SCも前回同様に切り抜けることができたのですが、タイヤの内圧の設定を間違えてしまったために後半ペースが上がらず、後ろに追いつかれてしまいました。それでも、最後まで100%、ベストを尽くして走ることができたのは良かったと思います」

2位:元嶋佑弥
「最初に、今日のクルマを用意してくださったメカニックさん、このチャンスを与えてくださったホンダさんに感謝します。表彰台に上がれたことは嬉しいのですが、僕の目標は2位じゃなくて優勝なので、明日こそは中山選手を追い詰めて勝ちたいです。スタートは今までミスしたことがなかったので自信がありました。絶対に引かないつもりでコーナーに入っていって2位に上がりました」

3位:平川 亮
「今日3位に入れたことを嬉しく思います。スタートでミスして3位に落ち、前との差も開いていきましたが、SCが入ったことで差を詰めることができました。再開後は前を追い上げようとしたのですが、差を詰めすぎてコースアウトしてしまうことが何回かあり、そのせいで前が離れていってしまいました。でも後半もタイムを落とさずに走りきれたことは良かったと思います。明日も3位からのスタートですし、タイヤも未だ残っているので、また上位を目指します」

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