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2011 Formula NIPPON

Round4TWIN RING MOTEGI

  • 公式予選
    決  勝
  • :2011年8月6日(土)
    :2011年8月7日(日)
  • ツインリンクもてぎ:4.801 km
    決勝レース:52 Laps [249.652 km]

Free Practice

J.P.デ・オリベイラがトップタイムを記録!!
しかし、背後にはロッテラー、一貴がピタリと付ける

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No.1 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

8月6日午前、ツインリンクもてぎ(栃木県)で全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの第4戦の予選日・フリー走行が実施された。この走行でトップを記録したのは、No.1 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)だった。

2011-08-06 □天候:曇り コース:ドライ 気温:33度 路面温度:42度(終了時)

補修された路面状況の確認で積極周回

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No.37 中嶋一貴
 昨日は時折雨が降った栃木県地方だが、この日午前は曇りで雨の心配はなさそうだ。9時40分から60分の予定でフリー走行は開始。コースはドライで、開始時の気温は28度、路面温度32度と蒸し暑さはあったが、走行にはまずまずの状況だった。
 昨日は時折雨が降った栃木県だったが、この日のサーキットの上空は曇りながらも、雨は降らず、コースはドライ・コンディション。震災の被害で路面の改修もあったもてぎ。各ドライバーはコースの把握、予選に向けてのセッティングのため、積極的に周回した。
 走行開始から7分ほどで、まずNo.37 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が1分36秒415と36秒台に入れてトップとなる。だが、5分ほどでNo.1 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が1分35秒944、さらに4分後にNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が1分35秒684でトップが変わっていく。セッションの半ばでは、トップがNo.36 ロッテラー、No.1 で・オリベイラ、No.37 一貴、No.2 平手と前戦同様に今回もTOM'S対IMPULの様相を感じさせる。
 29分ころにコース上にあった落下物の回収のために、赤旗が提示されて一時走行が中断した。3分ほどで、走行は再開。
 再開直後にNo.41 塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が4番手に飛び込み、上位のTOYOTA勢に対抗していく。その直後に最終コーナーでNo.18 アレキサンドレ・インペラトーリ(SGC by KCMG)がコースアウト。グラベルにマシンがはまってしまう。車両回収のため、再度赤旗が提示され、2度目の中断となった。

ラスト5分で予選を想定した熾烈なアタック合戦

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No.36 アンドレ・ロッテラー
 10時27分に走行が再開、残り時間は中断が配慮されて8分の延長となった。
 残り15分ほどになると、これまで周回して得たデータや感触を元に、セッティング変更をするため、ほとんどの車両がピットに戻っていく。この後しばらくは、セッティングの確認、調整と多くのマシンがピットイン、アウトを繰り返す。
 そしてラスト5分。予選アタックのシミュレーションのため、ほとんどがニュータイヤを履いてコースへ。
 このアタック合戦で、まずNo.37 中嶋一貴が1分35秒603を記録してトップとなる。No.40 伊沢は36秒081と35秒台に入れられず4番手。No.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING)も36秒024と35秒台にわずかにと届かず、伊沢を押しのけた4番手止まり。そして、10時48分にチェッカーフラッグが振られ、走行時間は終了。
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No.32 小暮卓史
 このラストラップにトップタイム1分35秒495を叩き出したが、No.1 デ・オリベイラだ。これでトップは、シリーズ終盤戦に向け逆襲を狙うIMPUL勢のデ・オリベイラ、続いてTOM'Sコンビの中嶋一貴、ロッテラーとなり、この走行ではTOYOTAエンジン勢がTop3を占めた。4番手には小暮卓史、そしてやはりチェッカーラップにタイムを出したNo.16 山本尚貴(TEAM 無限)が飛び込み、以下8番手まではHonda勢。そして、Top10は0.824秒差内と1秒切るシビアな状況。この後、13時50分よりスタートするノックアウト予選が楽しみだ。

フリー走行 トップタイム

No.1 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)

 (補修され)新しくなった路面は、今までよりもグリップが高くなっているよね。路面自体がスムースだし、もてぎの人たちは、いい仕事をしてくれたと思う。ただ、2つほど、古い路面のままのところがあるから。古い路面のところはグリップレベルが違うんだ。路面が新しくなったところは、今までよりも高いスピードでコーナーに入って行くことができるから、そのあたりがセットアップに対してはトリッキーだよね。路面が変わったことが、クルマのバランスにも影響しているんだ。
 セッションの最後にはニュータイヤを履いたけど、新しい路面に対して、ニュータイヤをどういう風に使ったらいいのか、その辺も今、頭を悩ませているところだよ。ピットアウトした瞬間からプッシュできるような感じだから、走り始めのタイヤの内圧なんかも、それに合わせていかなくちゃいけないと思う。クルマのバランスはほぼずっとオーバーステアだった。今までより高いスピードでコーナーに入っていくから、入り口でオーバーステアが出てしまうんだ。そこを予選に向けて改善しなくちゃいけないと思う。アンドレ(No.36 ロッテラー)の方がちょっと速そうな感じだからね。

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