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2023年 シリーズ記者会見

2023.10.29

2023年 ドライバー・チャンピオン No.37 宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)

 
「まずはチャンピオンを獲れたということで、TGRのみなさんをはじめTEAM TOM’S、そしてスポンサーのみなさん、応援してくださるファンのみなさんに本当に感謝しています。チャンピオンを獲れたというのは決して楽ではなかったですし、正直、今年チャンピオンを獲れると思っていませんでした。スーパーフォーミュラにデビューしてから優勝とポールポジションを獲れていなかったので、それを獲るためには何をすべきかということをチームと一緒に考えてきました。(その結果)この鈴鹿(第3戦)で優勝することができて、それからクルマにも自信がつきましたし、僕としてもドライビングだったりメンタリティーの部分も自信がつきました。あとは今年からTGR(TOYOTA GAZOO Racing)のWECプログラムにも参加して海外に行くことが増えて、より自分が何をすべきかということが見えましたし、自分は“世界に行きたい”という思いでレースを始めたので、それが原動力として結果にもつながったと思います。最終的にこうやってチャンピオンを獲れたことは嬉しいですし、ホッとしています。あとはトヨタエンジンユーザーとしても久々のチャンピオンだと思うので、そういう部分でもすごく誇りに思っています」
 

2023年 チーム・チャンピオン TEAM MUGEN 田中洋克監督

 
「まずは今シーズンを一緒に戦って、宮田(莉朋)選手がチャンピオンを獲ったということで『おめでとう』ということを伝えたいです。本当におめでとうございました! チームとしては今シーズン9戦中6勝という数字を出せたので、チームの強さという部分ではみなさんにお伝えできたかなと思っています。今シーズンを振り返ると、新しくリアム(ローソン)選手が加入して、そういう体制でスタートしたわけですけれども、1年目でここまで結果を出すとは正直思っていませんでした。リアム選手は本当にいい走りをしてくれましたし、野尻(智紀)選手もチャンピオンにふさわしい走りをしてくれました。野尻選手に関しては途中、欠場しているので、そこはちょっと“痛かったな”というのはありますけども、本当にふたりとも頑張っていい走りをしてくれました。チームのひとつの目標でもあったので、チームチャンピオンを獲れたことで本当にホッとしています。ドライバータイトルを獲れなかったのは残念ではありますけれども、そこは宮田選手が速かったなですし、チャンピオンにふさわしい走りだったと思います。来年チャンピオンを獲り返せるようにまた頑張って、SFを盛り上げるという意味でももっと強くなって、来年頑張りたいと思います」
 

2023年 ルーキー・オブ・ザ・イヤー No.15 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)

 
「非常に素晴らしい、アメージングな1年だったと思う。とてもタフなシーズンでもあったね。過去にスーパーフォーミュラを走ったニック・キャシディと仲が良くて、彼からもそう聞いていたし、『結果が出るまで時間がかかるよ。大変だからね』とずっと言われていた。ピエール・ガスリーからも同じように『成功するまで時間がかかるけど、頑張れ!』と言われていたしね。(スーパーフォーミュラに参戦することは)僕にとって大きなチャレンジだと思っていたから、みんなからできるだけの助けをもらって、全部自分の力にしたいと思っていた。シーズンを振り返って、本当にいいシーズンだったと思う。チャンピオンシップを獲れなかったのは残念だけど、宮田(莉朋)選手は1年間をとおして安定した素晴らしい走りだったと思う。常に表彰台に上がっていたしね。そして、TEAM MUGENで1年間を戦えたことを本当に光栄に思っている。F1へ向けても勉強になったし、大きな影響をもらった。スーパーフォーミュラのTEAM MUGENで成長できたことがF1にもつながったと思っているよ。すごく感謝している」
 

 

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