株式会社⽇本レースプロモーション(以下「JRP」)と株式会社インターネットイニシアティブ(以下「IIJ」)、および株式会社IIJエンジニアリングは、JRPが主催する2024年の全⽇本スーパーフォーミュラ選⼿権(以下「SUPER FORMULA」)第8戦、第9戦「第23回JAF鈴⿅グランプリ」(11⽉9⽇・10⽇)において、⽇本で初めて開催された世界最⾼峰の⾃律⾛⾏レースリーグ「Abu Dhabi Autonomous Racing League(以下「A2RL」)」のデモンストレーションレース⾞両に、⾞体制御通信⽤のSIMカードとして、個⼈向けインターネットサービス「IIJmio(アイアイジェイミオ)」のデータ専⽤SIMカードを提供いたしました。

IIJグループは、2023年よりSUPER FORMULAのITソリューションパートナーを務めており、今回のSIMカード提供はその⼀環で⾏われたものです。

 

JRPと提携するA2RLは、中東初の⾃律型レーシングリーグであり、研究と産業のギャップを埋めることに重点を置いているアブダビの先端技術研究機関、ASPIRE社によって設⽴されました。A2RLではSUPER FORMULAと同じ⾞体とタイヤを採⽤した⾞両を利⽤し、制御⽤ベースソフトウェアに各チームが独⾃に開発した⾃律⾛⾏ソフトウェアとアルゴリズムを搭載して、ドライバーが乗⾞しない⾃律⾛⾏でその技術を競います。

 

 

 

 

 

今回のデモンストレーションレースでは、IIJmioのデータ専⽤SIMカードを⾞両ごとに複数枚搭載することで⼗分な通信帯域を確保し、ピットウォールからの⾞両状態監視のほか、エンジン始動・最⾼速度・ピットイン・エンジン停⽌などの⾛⾏に関する基本的な指⽰の送信、GPS情報の補正送信などの通信に使⽤しました。

3社は今後もパートナーシップを通じ、SUPER FORMULAのDX化を推進してまいります。

 

※記載されている社名、サービス名などは、各社の商標あるいは登録商標です。