2026年 第3戦 小雨の降るFP.2は山下健太がトップ・タイム
2026.04.26
第3戦 FP.2 1位
山下健太(KCMG)

白熱の予選から一夜明けた4月26日(日)の大分県オートポリス。あいにくこの日の阿蘇地方は、早朝から雨と霧に見舞われた。しかし、そこから天候がかなり持ち直し、午前9時40分から30分間で行われることが予定されていた全日本スーパーフォーミュラ選手権のフリー走行は、小雨の中で無事にスタートした。しかし、セッション開始から21分余りというところで、ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)が3コーナー先でクラッシュ。そのまま終了となっている。このフリー走行でトップタイムをマークしたのは、赤旗直前に自己ベストを更新した山下 健太(KCMG)。これにザック・オサリバン(TEAM IMPUL)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)と続いている。
第3戦 FP.2 2位
ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)

サポートレースとして午前8時40分から行われたスーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦の決勝中は、タイヤから激しく水飛沫が上がるようなコンディションとなったオートポリス。しかし、すでに雨は止んでおり、スーパーフォーミュラ選手権のフリー走行前には、路面の水がどんどん少なくなっていった。それでも空は厚い雲に覆われており、路面がドライアップするところまでは行かない。競技団は、午前9時15分にWET宣言を発出。午前9時40分には、メインストレートに強い向かい風が吹き、気温が16℃、路面温度が18℃という肌寒いコンディションの中でフリー走行がスタートする。ピットロード出口がオープンされると、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)を先頭に、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)、野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)、坪井翔(VANTELIN TAM TOM’S)、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)、佐藤、野中誠太(KCMG)、山下といった順で、ほとんどのドライバーがレインタイヤを装着してすぐにコースイン。中には、最初からピットロード出口でスタート練習を行うドライバーの姿も見られた。コースに出たドライバーたちも、数人はアウトラップを走るとピットロードに滑り込み、やはりピットロード出口でスタート練習を行なっている。一方、ピットに戻らず走行を続けたドライバーたちは、燃料を多く積んだ状態でのマシンの状況を確認。序盤から佐藤が1分37秒975と、37秒台のタイムを刻む。だが、路面の水の量が少なく、タイヤの温度が上がりやすかったこともあり、各ドライバーともに1周プッシュしてタイムを出すと、次の周はタイヤをクールダウンさせるという状況での走行。数周したところでピットに戻り、タイヤ交換を行うドライバーが何人も見られた。そんな中、セッション開始9分というところでは、オサリバンが1分37秒649というタイムをマーク。この時点でのトップに立つ。この頃には、3分の2ほどのドライバーがピットに戻り、セットアップの微調整などを行なっていた。そこから、セッションが後半に入ったところでは、笹原右京(REALIZE KONDO RACING)が1分37秒854と、自己ベストを更新。佐藤も1分37秒695と自己ベストを更新し、オサリバンに続く。そして、セッション開始から21分というところでは、しばらくピットに待機していた山下がコースに出て、1分37秒506というタイムを刻んでトップに立つ。その直後、セッションは赤旗によって中断。これは、3コーナー先でブラウニングがクラッシュしたため。1〜2コーナーは普通に通過していったブラウニングだったが、3コーナーではステアリングを切っても全くクルマが曲がらない状態となり、そのままコース外まで滑って行って、マシン左側がタイヤバリアに激突した。この赤旗を持って、セッションは終了。路面の水の量が少なかったこともあり、多くのドライバーにとっては、決勝に向けてのロングランまで行うことができなかった。
第3戦 FP.2 3位
佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)

その状態で行われる午後2時30分スタート予定の決勝は、どのような結末になるのか。天候の崩れも予想されているが、それも含めて行方が気になるところだ。