最終戦恒例 ランキング・トップ3による金曜会見
2023.10.27
全日本スーパーフミュラ最終大会を前にした10月27日(金)、午後0時半から三重県鈴鹿サーキットのブリーフィングルームでは、自力タイトルの可能性がある宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、リアム・ローソン(TEAM MUGEN)、野尻智紀(TEAM MUGEN)という3名のドライバーたちが登壇し、チャンピオン獲得に向けての心境を語る記者会見が行われた。そこで各ドライバーはここまでのシーズンを振り返るとともに、来たる第8戦&第9戦をどう戦うかなど、それぞれ語っている。
Rank.1 94 point 宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)
「こんなシーズンを送れると思ってもいなかったので、正直、いい意味で想像とは違っていたかなと思っています。ただ、TEAM MUGENの2人と争うので、結構手強いライバルだと思いますね。でも、チーム、TGR、僕と一丸となってレースをして、いい結果を残して、それでチャンピオンになれれば理想だと思いますし、負けたら負けたでそれは仕方ない。しっかり100%のレースをするだけだと思います。今年は、WECへの帯同など忙しい1年でしたが、その中でもチームやTGRの方々が支えてくださったので、そうした皆さんに感謝したいと思っています」
Rank.2 86 pointリアム・ローソン(TEAM MUGEN)
「今年は僕にとってルーキーシーズンということで、アップダウンが激しいシーズンだったと思います。シーズンスタートは非常に良かったんですが、どこのコースも初めてということがあって、経験不足の部分もありました。そこから学んでいったシーズンだと思いますが、チームからの大きなサポートがあって、今週末、タイトル争いをできる位置で迎えられたと思っていますし、ベストを尽くしたいと思います」
Rank.3 84野尻智紀(TEAM MUGEN)
「今年は色々な状況の中、例に上げるとこの鈴鹿で大湯選手とクラッシュがあったりとか、オートポリスを僕の病気で欠席したりとか、アップダウンが大きかったシーズンかなと思っています。そんな中、前戦のもてぎで何とかタイトル争いにカムバックできました。今週は3連覇っていうものに挑戦できる喜びがありますし、何とか自分の目標に向かって、それを叶えられるように100%の力を出し切りたいと思っています」