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「記念すべき1回目に瑶子女王杯(Princess Yohko Cup)をいただけて本当に嬉しいですし、表彰台ではちょっと違った緊張感がありました」

2024.07.21

決勝 優勝 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)

「テストの段階から今朝のフリー走行も含めて、どちらかというとロングの方が自信があったので、予選をどう凌ぐかというところだったんですけど、予選でなんとか2列目に入れたので、これはチャンスがあるぞと思っていました。スタートで前の岩佐(歩夢)選手が失速して、それを避けるために横に滑ってしまい、その間に2台に抜かれてしまったんですけど、その後のペースも良く、ピットに入るタイミングも抜群でした。
記念すべき1回目に瑶子女王杯(Princess Yohko Cup)をいただけて本当に嬉しいですし、表彰台ではちょっと違った緊張感がありました。どんな言葉をかけられたかは……言っていいのかな? 多分ダメなので言えないです(笑)。
ここで勝つことができたので、後半戦に向けていい流れが作れたのかなと思っていますし、ここ3戦、3位ー3位ー1位ときているので、この流れを崩さず、野尻(智紀)選手に食らいついていけるように次戦も頑張りたいと思います」

決勝 2位 大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)

「ウォームアップまでペースが良さそうには見えなかったと思うんですけど、僕らもその課題は感じていて、『これはマズイな』と思っていました。でも、エンジニアやチームが急ピッチで改善してくれたことでしっかりと上位で争えたんじゃないかなと思っています。いいレースができていたので優勝できなかったのはすごく悔しいんですけど、ここまでこられたということが39号車としては大きな進歩だと思うので、これを機に、次のレースに向けても頑張っていきたいなと思っています。
野尻選手より上の順位でレースを終えられたのは嬉しいですね。トヨタのドライバーになってから初めて表彰台にのれたので、両方嬉しいです。
今回、夏場のレースでこういう成績を残せたのはチームにとしてもポジティブな結果ですので、次のもてぎもこの好調をキープしつつ、さらにポテンシャルを上げられるように優勝を狙って頑張っていきたいと思います」

決勝 3位 野尻智紀(TEAM MUGEN)

「予選で非常に悔しい思いをしたので、その思いを決勝で晴らさないといけないと思っていました。ミニマムでピットインすることは自分のなかで決めていたので、スタートをしっかり成功させて順位を上げて、ミニマムでピットに入ってトップまでいくというプロセスは描いていたとおりになったんですけど、残念ながら今日は坪井(翔)選手、大湯(都史樹)選手の方が強かったですね。“敗北”という気持ちで悔しさはありますけど、今日のレースを動かせたひとりとして、面白いレースを作れたひとりとして、ある程度の充実感は感じています。
開幕前から坪井選手はくるだろうというコメントはしていましたが、ついに坪井選手がきてしまったという印象です。我々TEAM MUGENとしてもかなり火がついていますし、次戦のもてぎで『やり返すぞと』いう気持ちで準備していきたいなと思います。ただ、ライバルは坪井選手だけではなく全員だと思うので、我々はしっかりと前を見て、『勝つぞ』という気持ちで、また次のもてぎを迎えたいと思います」

優勝監督 舘信秀

「(今日のレースは)本当にうまくいきましたよね。坪井は最初からロングが速かったので引っ張ろうという作戦だったんですけど、ずっとタイムが落ちることなく、ピットインするまでいいペースだったので『これはイケるかな』と思っていました。本当に作戦どおりでしたし、いい走りでした。ここからボンボン勝ってもらいたいですし、そういう力を持っていると思います。
去年は宮田莉朋がドライバーチャンピオンを獲ったんですけど、チームタイトルは無限さんに獲られてしまったので、やっぱりチームタイトルが欲しいですね。我々のベンチマークは無限さんなんですけど、チームタイトルを獲るには2台でポイントを獲らなければならないので……。今日のスタート直後は(坪井と笹原右京が)2台並んで走っていたのでイケるかなと思いましたし、ちょっと兆しは見えてきたと思うので、次のレースは2台で優勝争いをしてほしいですね」

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