第7戦 予選1位
坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)

 
「昨日は予選７番手から展開などがうまくいって優勝できましたけど、４列目とか５列目スタートから勝つというのはなかな厳しいので、今日も同じような順位だと優勝は厳しいだろうな、最低でも２列目までにいないと勝負できないかなと思っていました。決勝に自信を持っているとはいえ、予選で前にいることも予選ポイントもすごく大事になってくるので、そういう意味では昨日からのステップをしっかりと踏めてポールポジションを獲ることができました。ポイント的にも良かったですし、決勝に向けても一番前からスタートできるので、その分アドバンテージがあるかなと思っています。
ランキングトップに立ちましたが１点とか２点なのであまり気にしていないというか……もちろん（チャンピオンシップを）意識しなくはないですけど、まずは目先のレースを勝たないといけないですし、今年、富士との相性がいいので、そこで（優勝を）獲らないと。開幕戦の鈴鹿がノーポイントだったので、残り２戦が鈴鹿だと考えると、獲れる時に獲っておかないといけないので、気を引き締めて、昨日のような決勝レースができるように、またチームと頑張りたいなと思います」
 
第7戦 予選2位
野尻智紀(TEAM MUGEN)

 
「もちろんポールポジションを狙っていて、セットアップ的にも自分たちの持っているクルマのかなり繊細な、三角の頂点を狙うようなセットアップで臨みました。そのため多少の走りにくさはあったんですけど、それはポールポジションを獲るためだと捉えて、自分でもうまく走れたと思ったんですが、結果的には坪井選手に届かなかったというところで悔しさを覚えています。ただ、自分たちのなかではかなり進歩はしてきていると思うので、決勝でも彼を苦しめるようなレースができれば……。仮に結果がそうでなかったとしても、今回は僕らの勝ちでもあるかなと思っているので、いかに彼を苦しめられるかにフォーカスしたいというか、つまり何を言いたいかというと、しっかり勝ちを狙って戦います。
（坪井選手を苦しめる展開を）それを言ってしまったら……という感じですよね（笑）。少なくともスタートで前に出ないと自分のペースにもっていけないと思うので、そこはしっかりと集中して狙っていきたいと思います」
 
第7戦 予選3位
福住仁嶺(Kids com Team KCMG)

 

「昨日も今日もそうなんですけど、自分のドライビング技術が足りていないのか、Q1のタイムがあまり伸びなくて、昨日と同じように、今日も“ちょっと厳しいな”と思っていました。あとは久しぶりのA組で……B組だと（Q1終了後）すぐにQ2が始まるので待っている時間も少なくて、僕は待っている時間が好きじゃないので気持ち的に余裕があったんですけど、今回はA組だったので、待っている時間も含めてドキドキした部分がありました。そのなかでクルマを少しアジャストしたこともあって、Q1よりもタイムを上げることができたんですが、昨日の状況を知っていたので、タイムを見た時に“今回はやっぱりダメだな”と思っていました。でもコンディションの影響か３番手ということだったので、悪くない位置からスタートできることは非常に良かったなと思っています。
僕はチャンピオンシップにはほぼほぼからんでいないようなものなので、気楽にいきたいですね。とはいえ『KY』な人間にはなりたくないので、（チャンピオン争いに）迷惑はかからないように、でも最終的には優勝できるように頑張りたいと思います」