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「なによりもチームが作ってくれたクルマが最高」第4戦決勝会見

2025.04.20

第4戦 優勝 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

 
「1-2フィニッシュという結果は同じなんですけど、昨日は2位で、いちドライバーとしては勝てなかったという悔しさがあったので、それを今日リベンジできて嬉しいです。
1周目にピットに入ったのでステイアウトしたクルマが前にいて、その時もマネージメントしていましたし、なによりも、最後にもし追いつかれた時のためにセーブしながら走っていました。マネージメントが本当にうまくいきましたし、なによりもチームが作ってくれたクルマが最高で、ファイナルラップにベストラップも出ていますし、なんの文句もないです。
(ランキングで牧野選手を1点上まわりましたが?)ますます僕たちがバチバチやらなければいけないというシチュエーションになっちゃいましたけど、鈴鹿・もてぎと僕たちが強さを去年から見せているところで、しっかりとポイントを稼げたことが大きいですね。ライバルの坪井(翔)選手は富士では強さを発揮してくるだろうし、僕たちふたりも油断できないと思います。そのあたりはあまり意識せず、しっかり気持ちを切り替えて、オートポリスに向けて準備していきたいと思います。個人的には去年のもてぎで人生で一番悔しいと言っても過言ではないようなレースだったんですけど、今年、もてぎで優勝できて嬉しいです」
 
第4戦 2位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

 
「(1周目のセーフティカー導入に関しては)僕は3番手だったので、前が(ピットに)入るなら、ステイアウトするしかないという状況でした。2台が前にいるとこういうことになってしまうので仕方がないと言えば仕方ないんですけど、その後は集中して、自分のやるべきことをやれたかなと思います。
(終盤は)僕のピットについては正直“小さいハテナ”が出るタイミングでした。すごい集団のなかに戻ったので “なんだこれは?”と。さらに、岩佐(歩夢)選手と周回数の差ができて、最後にタイヤのマイレージの差もあったので、かなり追い上げられてしまいました。でも2位という結果は、スタート順位を考えればポジションは上がっていますし、全体を考えても、今日はこれ以上ない結果だと思っています。チームとしても1-2ということで、2戦連続で僕たちの強さが発揮できたレースだったんじゃなかなと思います。
(次は思い出の地でのレースですが?)オートポリスに行くだけで涙が出そうですけど(笑)、個人的にも昨年初優勝して大好きなサーキットですし、次回は1レースだけですけど、九州でもいいレースができたらなと思います」
 
第4戦 3位 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)

 
「こんなに嬉しい3位はないかなと思えるようなレースでした。昨日は本当にうまくいかないレースで……自分たちの力を結果で示せないというのは本当に悔しいなと実感して、今日はそれを結果として残したいという思いを強くしていました。予選に関してはQ1は良かったんですけど、Q2でいくつかの問題があって順位を落としてしまったんですけど、レースでしっかりと自分たちの力やスピード、チームワークを見せつけることができたので、結果としては満足していますし、やっと自分たちのパフォーマンスを示していくスタートラインに立ったかなと思います。
 今日は自分たちのスピードや強さを活かしたレースができたと思います。このスピードと強さがあれば、ダンディアイアンのふたりを止められるのは僕になると思います。昨年、オートポリスでは唯一のポールポジションを獲りましたけど、レースでは悔しい思いをしているので、ダンディライアンを相手にやり返します!」
 
優勝チームプリンシパル 村岡潔(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

 
「(2戦連続での1-2フィニッシュは)本当に嬉しくて言葉がないですね。こういうことが現実にあるんだなと。長くやってきましたけど、このふたりのドライバーで、ハラハラ&ドキドキ(のレース展開)で、かつ1-2フィニッシュというかたちで、しかも昨年の最終大会から勝ち続けられるというのは夢のようです。チームを作って幸せですし、このふたりのドライバーに出会えたということが本当に幸せです。
(1周目にセーフティカーが入って開幕戦の時のようにダブルピットも含めていろいろな判断があったと思うんですけど?)牧野(任祐)選手が第1戦で残念な結果になったので、ああいう選択しかないと。ただ、牧野選手がこの位置に入ってくれるというのは半信半疑だったというのが正直なところです。“計算どおりいけば”というのはありましたけど、そんな簡単ではないと思っていました。
オートポリスはダンディライアンのためにあるサーキットなので、ここは間違いなくキチッと勝ちます。富士のテストで新たなことをいろいろやって、みなさんもステップアップしてくると思うんですけど、我々もステップアップして、後半戦に飛躍したいなと思っています。欲深いですが、このふたりならやってくれると思います」
 

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