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「優勝できるパフォーマンスやポテンシャルを示せてきている」第8戦 予選記者会見

2025.08.09

第8戦 予選1位 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)

 
「今日の朝(フリー走行)の入りはずっと上のポジションにいましたし、かなりいいパフォーマンスがあったと思います。コンディションが変わって、いろいろテストしていくなかで、実を言うとあまりいい方向に進みませんでした。最終的な順位も6番手と、しっくりこない状況でした。ただフィーリングは良かったので、それをベースに予選に向けて組み立てていきました。Q1からQ2もファインチューニングで“ツメ”をした結果、このような結果になったので、走り始め、このスポーツランドSUGOに来る前から準備してきたものがすごく良かったんじゃないかなと思いますし、そのマシンパフォーマンスを作ってくれたエンジニアたちに感謝ですね。
実は、富士テストからレースの終わりまで問題を抱えたまま走っていたんです。富士のレースの後に、その問題を見つけて、それを改善してマシンを持ってきました。その問題が解決されたことによってマシンパフォーマンスが良くなったというか、昨年のように戻ったという感じです。
明日は天候もまだ分からないし、自分としては勝つしかない状況です。チャンピオンシップを考えても、しっかりと優勝してポイントを獲っていかないといけないので、天候がどうであれフルレースをして、しっかりと優勝してポイントを持って帰りたい。自分はまだスーパーフォーミュラで勝てていないので……それに対してプレッシャーがあるわけではないですけど、自分たちが優勝できるパフォーマンスやポテンシャルを示せてきていると思うので、それをしっかりと形(結果)として見せる1日にしたいと思います」
 
第8戦 予選2位 サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)

 
「この場所に戻ってこられて、とても嬉しい。僕にとってSUGOは大好きなサーキットのひとつで、とても古いタイプのサーキットだし、ミスも許されないコースレイアウトでもあるので、ここで予選2位になれたことはとても嬉しいです。
最近の3年間を振り返っても、ヨーロッパでもそうでしたけど、日本でもあまりいい結果を出すことができなかったので、明日はいいレースをしていい結果が出せたらいいなと思っています。雨のなか、僕にとって2回目のSUGOでの優勝になるか、岩佐(歩夢)選手の初優勝になるか、楽しみです。
予選に関しては、富士までのセットと少し変えたんですが、もっとパフォーマンスが良かった頃のクルマに戻せたような気がしています。手応えを感じるようになりました。37号車は非常に苦戦し続けてきましたが、良いフィーリングをつかんだ気がするので、明日はベストを尽くして頑張りたいと思います。
(ウエットレースへの自信は?)自信があるわけではないけど、明日雨だったとしても(天気は)選べないので、あるものでベストを尽くすしかないと思っています。今年はたしか、雨のレースはなかった……テストだけだったと思うんですけど、雨での(レースの)経験があるわけではないし、このSUGOを雨のなか走った覚えがないので、そのなかでもベストを尽くしたいと思います。ただ、明日はセーフティカースタートではないことを願いたいね。やっぱりスタートでのオーバーテイクがポイントになるし、このトラックのなかでの追い越しはなかなか難しいコースレイアウトなので、スタートに懸けたい。明日のターゲットはもちろん優勝することですが、天気やコンディションを考えてベストを尽くすしかないと思っています」
 
第8戦 予選3位 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO INGING)

 
「まずはチームメイトの大湯(都史樹)選手がクラッシュして、なかなか無線が入らないなと思っていましたけど、「大丈夫」と聞いてホッとしています。明日、一緒にレースに出られることを期待したいなと思っています。
フリー走行ではトップ争いではなく、中団ぐらいなのかなというイメージがありました。Q1に向けていろいろトライして、あまりうまくいかないので戻してまたトライしてを繰り返していました。Q1は全然良くなくて、Q2でエンジニアやチームが最後のツメをしてくれたおかげでいいアタックができたと思っています。
何かの記事で『SUGOは初優勝が多い』みたいなものを見たんですけど、サッシャ(フェネストラズ)選手が僕のことを忘れているみたいで(笑)。もちろん岩佐(歩夢)選手が初優勝の可能性が一番高いですけど、一応、僕も(可能性は)ありますので(笑)。
去年はクラッシュしてしまい、レースも中断してしまったんですが、年に1回のSUGOラウンドで、ここしか応援に来られないファンの方もいらっしゃると思うので、そういう方の前で最後までレースをしたいですね。セーフティカースタートになるか、スタンディングになるかもあると思いますけど、僕は51周、最後までレースができることを願って、いいレースにしたいと思います。
(初優勝への思いは?)参戦して5年目で、セルモに本当にお世話になっているのになかなか結果でお返しできていなくて……毎戦毎戦チャンスがあるとは思っていないし、今回は大きなチャンスだと思っています。ただ(牧野)任祐選手みたいには泣きたくないなと。彼は号泣していたので(笑)。僕は冷静に初優勝を噛みしめたい。そんなレースにしたいです」
 

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