日本レースプロモーション 役員人事について
近藤真彦が取締役会長に就任
2023.03.05
全日本スーパーフォーミュラ選手権(以下「SUPER FORMULA」)を開催する株式会社日本レース プロモーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上野 禎久、以下「JRP」)は、2023年2月28日開催の取締役会において、取締役会長の中嶋悟に代わり、KONDO RACING代表取締役兼チーム監督の近藤真彦を取締役会長に選任することを内定いたしました。2023年4月に予定している定時株主総会および同総会終了後に開催される取締役会で正式決定される予定です。
<次期取締役会長 近藤真彦>
JRPは2021年末からSUPER FORMULA NEXT50〈ネクストゴー〉プロジェクトを立ち上げ、サステナブルなモータースポーツ業界づくりを目指して、カーボンニュートラルへの取組みやエンターテインメントの向上など、様々な取り組みを進めております。そして本年、国内トップフォーミュラ50周年という節目を迎えるにあたり、モータースポーツの魅力やレーシングドライバーの活躍を、より幅広い層に知っていただくべく、新たな体制で推進していくことといたしました。
なお、現取締役会長の中嶋悟は引き続きTCS NAKAJIMA RACINGのチームオーナー兼総監督として、SUPER FORMULAの盛上げに尽力してまいります。
4月8日(土)に富士スピードウェイで開幕する2023年シーズンのSUPER FORMULAに、是非ともご期待ください。
<次期取締役会長 近藤真彦のコメント>
この度、日本レースプロモーション(以下JRP)の取締役会長に就任することとなりました近藤真彦です。
まず、様々な危局の中リーダーシップを取り、長く手腕を振るわれてこられた中嶋悟会長に敬意を表します、大変お疲れ様でした。
会長就任にあたり中嶋会長の意志を継ぎ、推進してこられた事を私は受け継いで参ります。
JRP は昨年「SUPER FORMULA NEXT50 プロジェクト」をスタートさせており、この大変重要な局面での取締役会長就任となること、とても身の引き締まる思いです。SUPER FORMULAの強化、特にプロモーション活動について、これまでのレース現場での経験や自分の力を発揮して、ファンの皆様、また特にメディアを含め様々な方々と話をしながらJRP がどうあるべきかを考え、多くの課題を解決し、より一層発展させる様、全力で取り組んで参ります。
どうぞ、これからよろしくお願い申し上げます。
<次期取締役会長 近藤真彦プロフィール>
生年月日:1964年7月19日生(58歳)
出身地:神奈川県
[芸能]
・1979 年ドラマ『3 年B 組金八先生』でデビュー
・1980 年「スニーカーぶる~す」で歌手デビュー
・「ギンギラギンにさりげなく」、「ミッドナイトシャッフル」など数多くの作品をリリース
・1987 年「愚か者」で『第29 回日本レコード大賞』大賞を受賞
[モータースポーツ]
・1984 年富士フレッシュマンレース第2 戦にスポット参戦
・1988 年から1993 年にかけては全日本F3 選手権に参戦
・1994 年ル・マン24 時間レースにポルシェ・962C で初参戦
・同年全日本GT 選手権(JGTC)のGT1 クラスに962 で参戦し、ポール・トゥ・ウィンで初優勝
・以降全日本F3000 選手権~フォーミュラ・ニッポンに参戦
・1995 年ル・マンGT1 クラスに日産・GT-R LM で総合10 位
・1996 年フォーミュラ・ニッポンで入賞。シリーズ総合17 位
現在、全国コンサートツアーを行いながら「KONDO RACING」レーシングチーム監督として「全日本スーパーフォーミュラ選手権」や「SUPER GT GT500/GT300」に参戦
株式会社エムケイカンパニー代表取締役
<現取締役会長 中嶋悟のコメント>
自分でも驚きますが、先日70歳となり、自身のチームを立上げてから40年という節目を迎えました。スーパーフォーミュラは、とにかく1秒でも早く走りたい、勝ちたいと思えるドライバーやレースとして育てることを目的にやってきました。これまでも様々な課題がありましたが、カーボンニュートラルやデジタルシフトといった今直面している課題に向けては、近藤新会長はまさにそれらに立ち向かえる新しい時代に相応しいリーダーです。私は古い人間なので、今後のデジタル時代のファンづくりは、彼のような次の世代に託し、思いきりやってもらいたいと思っています。もちろん私も引き続きチームの一員として、レースを一緒に盛り上げていきたいと思います。
またこれまで共に支えてくださった全ての方々に、この場を借りて感謝申しあげます。本当にありがとうございました。