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ルーキー・ドライバー 走行後コメント②

2022.12.11

リアム・ローソン(MUGEN) 総合21番手

 

 

「ニュージーランドから来た20歳のリアム・ローソンです。レッドブル・ジュニアのドライバーとして、今回テストにTEAM MUGENから参加しました。僕にとっては、初めての日本ですし、初めての鈴鹿ですが、とても楽しんでいます。初めてのテストの感触は良かったですね。SFのクルマはとても速くて、正直に言うと、F1のクルマと非常に似通っていると思いました。鈴鹿のコースに関しても、ドライブしていてとてもエキサイティングでした。子供の頃から、鈴鹿のコースを走ってみたいなと思っていましたし、今回ようやくここで走れたのは、最高の経験でした。走る前から、ハイダウンフォースのクルマで走るのに、とても素晴らしいレイアウトだと思っていて、ドライブするのが楽しみでした。セクター1の中、特にS字では基本的にブレーキングをせず、200Km/h以上の高いスピードを保ったまま走りますし、大きなGも感じる場所で、走り終わった今、首には明らかに疲れもありますね。でも、鈴鹿をSFのような速いクルマで走るのは、最高の組み合わせだと思いますし、楽しかったです。F2もターボチャージャーが付いていますが、SFとはパワーの出方が違っていて、SFはより気持ちよくパワーが出て来る感触でした。タイヤに関しても全然違いますね。これまで4〜5年、ずっとピレリで走っていましたが、今回初めてヨコハマのタイヤを履いて、それに慣れなければいけないと思いました。でも、実際に走ってみて、とても安定していますし、ウォームアップの面なども含めていいタイヤだと感じました。SFのマシンは特に高速区間で動きがとてもシャープですし、ステアリングを切った時の反応もすごくいいですね」

ラウル・ハイマン(B-MAX RACING TEAM) 総合25番手

 

 

 

「ワタシノナマエハ、ラウルデス。イギリスカラ、キマシタ」。これで合っていますか(笑)? 僕はロンドンに住んでいて、今26歳です。今回、SFをドライブしたのは初めてですが、SFはこれまでに乗ってきたクルマと比べて、非常に高度で、より速いクルマでした。今年、僕がドライブしたのは、米国のフォーミュラ・リージョナルですが、そのクルマと比べると、SFは馬力が2倍、ダウンフォースはまさしく3倍か4倍あるので、慣れるのは大変な部分もあります。でも、今回ここに来られて、このクルマを運転することができて、とても嬉しく思っています。今年、米国のフォーミュラ・リージョナルでチャンピオンを獲得したことで、HPDのスカラシップを得たのですが、HRCの協力もあって、日本で走る機会を得ました。そうした皆さんにはとても感謝していますし、この機会に対してもありがたく思っています。初日は、まだマシンのシェイクダウンというような状況に近かったと思います。なぜなら、チームがクルマを受け取ったのが先週で、急いで組んでくれたからです。でも、チームがどれだけ一生懸命仕事をして、全てが正しく作動するようにしてくれたかということは聞いていました。まずは彼らとともに、一歩ずつ着実に力を発揮していけるようになれればいいですね。B-MAX RACING TEAMの仕事ぶりにも、ホンダの協力にも感謝しています。また、これからタイヤに関しても、たくさん学んで行かなければならないと思っています。ヨコハマタイヤは、今まで僕が使ってきたタイヤとは全く違いますし、とてもいいタイヤですね。とにかく今、この時を楽しんでいますし、できる限りの仕事ができるようにと頑張っています」

野中誠太(KCMG) 総合17番手

 

 

「野中誠太です。去年まで、まだF4に乗っていたんですけど、昨日、一昨日はライツ、今日はSFに乗りました。SFに関しては、まずマシンのパワーに驚きましたし、ライツ以上のダウンフォースは非常に衝撃的な物でした。ただ、ライツと同じダラーラ製シャシーという部分では、動かし方が似ている部分はあったので、目だったり、操作の慣れが出てきた時には、マシンの扱い方は少し理解できていったかなという感じで、最後ニュータイヤでもアタックしました。ただ、新品タイヤはまた別の次元と言いますか、やっぱりそれはそれで異次元なスピード、異次元なGで。それで1周を走るという部分では、まだまだ。もちろん余裕もありませんし、本当に「目が疲れる」っていうのは、僕のレース人生の中で初めてでした。それぐらい神経を使って乗って行かないといけないっていう、難しいカテゴリーだなという印象です」

小高一斗(KONDO RACING) 総合22番手

 

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