第5戦 予選公式記者会見
2023.06.17
予選1位 大湯都史樹(TGM Grand Prix)
「今回に関しては『レースを走り切ること』と『戦い方』というところを考えてきたのですが、予選でポールポジションを獲りたいという気持ちがあって、自分の中で“抑えないといけない”という葛藤と“攻めなきゃタイムが出ない”という葛藤のなか、レースウイークに入った感じでした。
そのなかでチームがいいクルマや体制をここまで持ってきてくれたので、こういう結果(ポールポジション)に結びついたと思います。なにより明日、この順位からスタートできるというのがポジティブで嬉しいことだなと思っています」
予選2位 宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)
「みんなから『調子いい』と言われましたし、(フリー走行では)タイム的にトップのポジションにはいたんですけど、正直、ポテンシャルとしてそういう実感はありませんでした。
Q1に関してはアクシデントもあるなかでトップタイムでしたけど、『もっと(タイムを)上げなきゃな』と思いながらQ2に臨みました。そのQ2も結構僅差で、チームとしても『また2位か』という雰囲気になっていると思うんですけど……。予選だけでいうと鈴鹿からいい流れがつかめていなかったので、そういう意味では、2位ではありますけど、久々にいい位置からのスタートできるので、まずはいいかなと思います」
予選3位 野尻智紀(TEAM MUGEN)
「『ただいまです』という感じですね。1回しか休んでいないんですけど、ものすごく休んだような感覚があって、“果たして本当に同じように走れるんだろうか”みたいなことをよく思いました。オートポリスの後、1週間程度入院していたこともあって余計にそういう思いが大きかったですね。
今日も最初は“こんなんだったかな?”と手探り状態のなかで走っていたんですけど、やっぱり調子が良くなかったので、いろいろ見返して、“乗りやすさ”を捨ててピークを出すようなクルマにもっていたことがこの記者会見場に帰ってこれたひとつの要因かなと思います。あと、チームも(前戦で代役した)大津(弘樹)選手も前回、一生懸命走ってくれたので、そのデータなども活きているのかなと思います。
鈴鹿(第3戦)の時に大湯選手と当たってしまいましたが、その時も僕が3位で大湯選手がポールポジションだったと思うので、本当の意味で、明日のレースが終わってからまたふたりでお互いにいい握手というか、そういうものができたらいいなと思っています。そのためにもしっかり集中して戦い抜きたいなと思います」