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Rd.7&8 FUJI

  • 公式予選:2009年6月27日(土)
    第7戦決勝:2009年6月27日(土)
    第8戦決勝:2009年6月28日(日)
  • 富士スピードウェイ:4.536km
    第7戦:15Laps = 68.445 km
    第8戦:21Laps = 95.823 km

Race

Rd.8 富士 決勝レポート

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 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第8戦の決勝(21周)は、前日までの好天とはうって変わった曇天の富士スピードウェイを舞台として、6月28日(日曜日)の午前8時18分すぎに全18台の車両が参加して始まった。

 レッドシグナルが消灯し、第1コーナーへ真っ先に飛び込んだのはポールシッターのNo.5 銘苅翼。2番手以降をみるみる引き離して、1周目から独走態勢に持ち込んだ。しかし、前日の第7戦と同様に反則スタートを犯しているという判定により、銘苅にはドライビングスルーペナルティが科された。
 これで実質上の首位に立つのは、前日の第7戦でFCJ初優勝を果たした予選2番手のNo.17 三浦和樹だった。2番手には予選3番手のNo.1 中山雄一がつけた。そして3番手には、予選9番手のNo.18 大谷涼がジャンプアップしていた。大谷涼はスタートしてからコカコーラコーナーまでの間、つまりまだ半周もしていないうちに5台を攻略していた。

 4周終了時点で銘苅がペナルティ消化のためにピットロードに飛び込んで後退したため、6周終了時点では、三浦、中山、大谷涼、No.16 蒲生尚弥、No.2 石井一也、No.3 金井亮忠が上位6台を構成。ポイントランキングで首位を行くNo.4 佐々木大樹は、予選順位と変わらぬ7番手に就けていた。首位の三浦からこの佐々木までは約4秒差で、各車両の間隔も1秒以下の接近戦。しかし、誰もが仕掛けられるまでには持ち込めないという、微妙な膠着状態が数周にわたって続いた。

 均衡が破れたのは9周目、5番手を走る石井が13コーナーでスピンを喫して大きく後退した。この結果、上位では金井と佐々木がひとつずつ順位を上げた。
 レースが後半に突入すると、首位の三浦はじりじりと背後を走る中山との差を広げ始めた。一方で、中山、大谷涼、蒲生の2番手争いは、順位変動こそないものの非常に緊迫したものとなった。最終的には最後まで上位陣のレース展開に動きはなく、三浦が第7戦に続く優勝を飾り、ポイントランキングでは佐々木に次ぐ2位に浮上した。2位は中山、3位は大谷涼。大谷涼は蒲生の追撃を0.1秒差でしのぎきって、FCJで初の表彰台を獲得した。以下、4位は蒲生、5位は金井、6位は佐々木だった。


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優勝:三浦和樹
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2位:中山雄一
「2位という結果には満足しています。第7戦ではスタートでも、レース途中のバトルでもミスを犯してしまいましたが、この第8戦ではスタートをうまく決めることができました。レース前半は、前を走る三浦選手との速さの違いを探した結果、ダンロップコーナーで抜こうと狙いを定めましたが、なかなか仕掛けられるまでに迫ることはできませんでした。レース後半に入ると、タイヤが徐々に消耗し始めてペースが上がりませんでした。富士スピードウェイ以外のサーキットでも表彰台に立てるよう、いいレースができるように今後も努めたいと思います」

3位:大谷涼(東京中日スポーツ賞受賞)
「金曜日の練習走行では調子が悪くて、レースではどうなることかと思いました。しかし、開き直ってこの第8戦ではスタートに懸けた結果、自分でもびっくりするくらいにうまく決まりました。ただ、それ以上は追い上げたくてもペースが上がらず、3位のままに終わってしまいました。FCJでの3位初表彰台は嬉しいのですが、次は表彰台の真ん中に立てるよう、今後も努力を続けたいと思います」


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