2013 Formula Challenge
2013フォーミュラチャレンジ・ジャパンRd.3-4
公式予選 5月11日(土)
フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第3戦、第4戦の公式予選が5月11日(土)、ツインリンクもてぎで行われた。
なお、今大会は全日本F3選手権第3、4、5戦との併催となったため、両シリーズに参戦している#8清原章太はFCJを欠場することになったが、同様にF3のNクラスに参戦している#7ナニン・インドラ・パユーングはダブルエントリーを決め、2日間を通じて5レースを戦うことになった。
晴天に恵まれた合同テストとは異なり、この日のもてぎは午後から雨との予報が出ており、空には朝から分厚い雲が覆い被さるなか、8時45分より第3戦の公式予選が15分間で行われた。
曇天に加えて早朝からの走行ということも影響して、前日までのテストより低い気温、路面温度での走行となったが、各ドライバーとも周回を重ねるにつれてタイムを上げ、セッション終盤には上位3人のドライバーが1分53秒台に突入。
トップは今大会F3とのダブルエントリーとなる#7パユーングで1'53.720。以下、2番手に#3篠谷大幹、3番手には#1山下健太がつけた。
#7パユーングにとっては参戦2年目にして初めてのポールポジションだ。
またトップから予選最後尾の#13林周平までのギャップも僅か0.818秒と、非常に接近したものになっており、決勝レースでの接戦が大いに期待できそうな結果になった。
10分間のインターバルをおいて始まった第4戦の公式予選もまた、序盤からめまぐるしく順位が変わる接戦が繰り広げられ、#7パユーング、#3篠谷、#1山下らが次々と好タイムを連発、セッション半ばには#7パユーングが最初に1分53秒台に入ったが、残り時間1分で#9道見ショーン真也が1'53.476でトップに躍り出た。
#9道見は第3戦の予選を走っている際に感じた、コーナー立ち上がりでのアンダーステア症状を解消するため、インターバルの間にフロントタイヤの空気圧を上げて第4戦の予選に臨んだという。結果的にはこの判断が功を奏したようだ。#9道見にとってもこれは第3戦の#7パユーングと同じく初めてのポールとなった。
またパユーングも予選2番手につけており、第4戦の決勝は海外からのチャレンジャーがフロントローを独占する結果となった。3番手には、富士での第2戦で優勝した#4高橋翼がつけた。
第3戦決勝はこのあと0時10分より12周で、第4戦決勝は明日朝8時15分より18周で行われる。