「まさか優勝できるなんてという感じ」第3回瑶子女王杯 2026年第6戦決勝会見
2026.07.18
第6戦 決勝1位 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

「今日は可能な限り追い上げていけたらいいなと思いましたし、 何かあってもチームが直してくれるぐらいの気持ちで、かなりアグレッシブにいけるなと思っていました。 ただ、なかなか抜くのが難しいスーパーフォーミュラで、しかも 13番グリッドからのスタートで、現実的な話で言うと、やっぱり行けても7位とか8位くらいなのかなと。でも1周目から、オーバーテイクだとか、OTS(オーバーテイクシステム)を使うタイミングだとか、すべてがうまく決まって、なんのロスもなく、どんどんと前に上がっていけたなと思っていましたが、まさか優勝できるなんてという感じではありました。鈴鹿も結構後ろから追い上げていいレースができましたけど、勝てなかった悔しさがあったので、今日はしっかりと追い上げて勝ったので非常に嬉しいです。
ザック(オサリバン)選手のスピードとか安定感を理解していて、強い選手だと思っていますが、一度前に出ないと勝負権がないというか、なかなか厳しいレースになってしまうと思っていました。ピットアウトのタイミングしかチャンスはないと思っていたので、それを考えるとOTSを使い切ってでも前に出ることに懸けていたのが良かったと思います。前に出てからは精神戦というか、自分にはOTSがないし、ひとつのミスも許されないような状況でした。特にセクター3のホームストレートの前の区間はタイヤがタレてキツくなっていくなかで、しかも最後に雨がパラつくような状況で毎周毎周コンディションが変わって、抑えるところと、でも後ろから来ているのでいかなければいけないところと、その見極めがかなり難しかったですね。ザック選手にだいぶプレッシャーをかけられたので疲れました。
(シリーズ争いをするライバルとだいぶポイント差がつきましたが?)ポイント的にも非常に良かったとは思いますが、あまりポイントのことは考えていなくて、今日は追い上げることだけを意識していました。どちらかというと、明日の2レースでしっかりと勝つことに切り替えていたので、今日のこの結果に自分でも驚いています。明日は今日よりもいいポジションからスタートできるので、今日と同じか、それ以上のパフォーマンスを出せれば、明日もおのずと結果がついてくると思うので、それを目指して準備したいと思います」
第6戦 決勝2位 ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)

「チームにとっても僕にとっても非常に喜ばしく、嬉しい結果になりました。チームにとってはポールポジション獲得や表彰台に上がったのは久しぶりなので、それを僕が成し遂げることができて嬉しく思っています。優勝ではなかったけれども、気持ち的には優勝したかのようにとても嬉しいです。チームはずっと一生懸命に頑張っているので、その成果が出るということは重要なことだと思っています。明日のレースはもっと難しくなると思いますけど、1レース1レース、シーズンの後半に向けて成長して、ベストを尽くして結果につなげたいと思っています。
最初のスティントは予定通りギャップを築くことが重要でしたし、良いポジションから良いスタートを切ることができました。実はスティントの中盤から雨が降ってきて、それがすごく難しかったですね。どれだけギャップを作ればいいかが読めなくて、もっと降ってくるのかも分からなかったし、タイヤのことを考えるとどれだけプッシュしていけばいいのかも分からなかったです。その後、ピットアウトする時に『後ろから太田(格之進)が来る』と聞いて、『えっ、太田!?』と驚きました。かなり後方からのスタートだったので驚きました。アウトラップで抜かれてしまいましたけど、僕にはOTS(オーバーテイクシステム)がたっぷり残っていたので、それを利用して近づこうと頑張りましたが追い抜くことはできませんでした。レース後半はタイヤも“くたくた”で抜くのは難しかったですね。
日本で戦うようになって2年になりますけど、僕が予想していたよりも厳しい2年間だなと感じています。スーパーフォーミュラは非常にタフなチャンピオンシップで、トップ8ぐらいのクルマと戦うのはなかなか難しいですね。非常にタイトなタイム差のなかで戦うのは難しく、Q2に進むことがとても難しい。でも、僕も2年目でかなり慣れてきましたし、チームとともにどんどん成長してきていると思っています。今は安定して、どんどん成長できているので、この調子で引き続きベストを尽くします」
第6戦 決勝3位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

「内容という意味では正直、勝てるレースを落としたなという感想です。序盤から追い上げて、いいレースはできていたと思うんですけど、雨が強くなったタイミングが僕にとっては少し厳しくて、逆にそこからドライに近づいていった時のパフォーマンスは良かったと思います。今シーズン、ドライで苦戦していたなかで、今日の2回目の予選も、決勝のパフォーマンスも上がっていたのでポジティブな面もありました。
(勝てるレースを落としたと思われるポイントは?)みなさんがどこまで僕の無線を聴いているか分からないですけど、ピットのタイミングだったのは間違いないです。(無線を)聴いてもらえれば分かると思いますけど、僕は『アンダーカットさせてくれ』とずっと言っていました。それがすべてだったなと思います。
明日の朝のレース(第3戦)はピットストップはないですけど、午後のレース(第7戦)は2番手からスタートできますし、明日のレースが始まるまでにはちゃんと(気持ちを)切り替えて……やっとトップ争いに戻ってこられたし、富士はいま“きている”と思うので、しっかり切り替えて、高いパフォーマンスで明日も頑張りたいと思います」
